オオタニサンが行く バレンタインデー前に 横手・湯沢へ
- 2024年02月14日
小型カメラ片手に各地を訪ねる「オオタニサンが行く」。
今回は、バレンタインデーを前に、様々な“ハート”を求めて
秋田県の県南・横手市と湯沢市を巡りました。
写真映え間違いなし!の「かまくら」
まずやってきたのは、横手市にある秋田ふるさと村。
この時期、横手の職人が作るかまくらが展示されています。
雪不足が心配でしたが、4基のかまくらがありました。
ただ、この時期地面が見えるのは珍しいということです。
そのかまくらの中に、一つだけ特徴的なかまくらが!
入口がハート型になっています!
その名も「ラブかま」。
かまくらの中にもハートが彫られているんです。
フォトスポットとして楽しんでもらいたいと作っているそう。
さらに、こちらでは「どんぶく」の貸し出しも行っています。
どんぶくを着て、かまくらと記念撮影をすることもできちゃいます!
ことしは雪不足が続いていますが、バレンタインデーのこの時期にあわせて「ラブかま」を訪ねてみては?
大谷、「びなんし」になる。
かつて、バレンタインデーにプレゼントをもらえる人に憧れていた時期もあった私。
そんな話を局内でしていたところ、後輩の山中アナは「学生の頃モテましたね~」とキラキラな笑顔。
うらやましいですね。
ただ、湯沢市には誰でも「びなんし」になれるところがあるという情報を入手!
これは行くしかないですよね!
湯沢駅前の呉服店へ向かい、発行してもらうことができました!『びじん・びなんし証明書』。
「あなたの『び』に『じん』ときた」、「あなたの『び』には、びっくりこいた『なんし』」というように、誰の心にもある『び』を証明するもの。有効期限は1年です!
私もこれで「びなんし」の仲間入り!
ことしのバレンタインデーは期待が高まります!
バレンタインデーにプルプルの〇〇はいかが!?
バレンタインデーのプレゼントといえば一般的にはチョコレートですが、湯沢市には、県南の食文化にも関わる“あるもの”を提案する人がいると聞いて会いに行きました。
湯沢市で惣菜店を営む塩田幸司さんです。
塩田さんがバレンタインデーに提案するものとは…
寒天です!!
お惣菜などを道の駅やスーパーに卸している塩田さん。
地域の食文化を大切にしたいと、写真映えする寒天づくりに力を入れているんです。
特別にいただいてみると…
プルプル食感!フルーツ寒天は、牛乳味の寒天の優しい甘さと果物の甘酸っぱさが合わさっておいしい!
バレンタインデーにもらったらビックリなスイーツですが、見た目がきれいですし、斬新なところがインパクトあるかもしれません。
塩田さんは「小さい頃から寒天ていうのは身近にあったんですけど、どんどん食べる人も作る人も少なくなってきて。いずれはなくなる食文化と言われているのが非常に残念で、できるだけ若い人にも浸透するように映えを狙って作っています。なくしたくない食文化なので」と寒天への愛を語ってくれました。
ちなみに塩田さんは、バレンタインデーのプレゼントは、寒天よりもチョコレート派だそうです。
“ラブ”かま 寒天“愛” “心”の美
冬の県南で、いろんな“ハート”に出会うことができました!