シリーズ「18祭先輩たちのうしろ姿」〜あの時みんな18歳世代だった〜

千裕[4期生]

ただ今22歳、そんなに大人じゃない

 10代最後に、10代でしかできないことをしたい。そんな好奇心で参加した18祭。当時、大学2年生の私は「将来なんて想像できない!」と言いながら毎日を過ごしていました。夢ってなんだろう、自分のやりたいことってなんだろうっていう不安や悩みを隠すかのように、とにかくがむしゃらに興味のあることに挑戦していました。

 その中で、出会った18祭の仲間たち。私と同じように悩みながらも希望を持って夢を語る、同じ18歳世代のみんながキラキラして見えました。そんなみんなから、私は「勇気」をもらいました。人生、悩みがあることも辛いことがあるもの当たり前で、みんなその壁と戦っているということ。そして、私は一人じゃないんだと強く感じることができたのが18祭でした。

 今、22歳になった私は、俳優になって「世界中を笑顔にすること」が夢です。同じ大学を卒業した仲間のほとんどは就職しましたが、養成所でレッスンを受けつつ、舞台や映像作品などの出演が決まれば撮影を行っています。その他の空いた時間で、アルバイトする毎日を送っています。4月から宮城を出て上京し、いろんな人に出会いました。その中で、同じように作品をつくりたいと思っているみんなと一緒に映画や舞台という作品を作るのが本当に楽しいです。まだまだお芝居が上手くできないけど、「なんかちょっと上手くいったかも」っていう瞬間が嬉しいし、私にもまだ出来る、頑張れるって思うことが出来ます。

 みんなと全く違う生活、そして先が見えない不安に押しつぶされてしまいそうな時もありますが、そんな時はあの日のことを思い出します。「君は君でしかない」と川上さんが言ってくれたように、みんなからもらった勇気と共に自分の夢に向かって生きています。

 そして、私は胸を張って言えます。「今めっちゃ楽しい!」

 18歳のみなさん、22歳なんてそんなに大人じゃないですよ、笑。大人になったら、就職したら、悩みや不安がなくなるなんてことはありません。でも、18祭に参加して、仲間に出会えたからこそ、今の自分は前を向いて生きているような気がします。あの時、自分が仲間から勇気をもらったように、これからも18祭は誰かの支えになればいいなと思っています。