シリーズ「18祭先輩たちのうしろ姿」〜あの時みんな18歳世代だった〜

ゆい[4・5期生]

挑戦しなければチャンスは掴めない

 18祭から私の選択は変わりました。

 [Alexandros]18祭に参加した時、私はまだ自分が何をしたいのか、何になりたいのか明確に分からなくて苦しい時期でした。また、高校時代は起立性調節障害と診断され、ほとんど家から出られず、挑戦することが怖かったのです。何か変えなければと思っていても行動に移せない自分に苛立たしくも感じていました。

 そんな中、高校時代に唯一、一歩踏み出すことができたのが18祭です。いつもやりたいことが分からない、気になっても体調が不安で、失敗が怖くてあと一歩が踏み出せない。そんなことばかりでした。でも、18祭があると知った時、すぐに「出たい!」と思いました。応募動画を撮る中で自分と向き合い、少しずつ自分のやりたいことが見えてきました。練習会や本番で個性豊かな18歳世代と出会って、本番当日に会場で「Philosophy」を歌って、たくさんの刺激と勇気をもらいました。

 翌年から大学に通い始め、今はもう3年生です。大学では教職課程をとっています。将来は教育について研究したいと思っていて、大学院に進学するために日々勉強に励んでいます。大学院では私と同じように気づかれにくいけれど学校で困難を抱えている子どもについて研究します。そして将来的には、誰もが通いやすく「どのような個性にも寄り添えるきめ細やかな教育」を受けられる学校を広めていきたいと考えています。

 私は18祭に応募して、挑戦しなければチャンスは掴めないと学びました。それを活かして今は自分の体調の許す限りで18祭にもう一度応募したり、奈良まで小学校の授業を見に行ったり、ボランティアをしたりと挑戦をしています。

 もし、高校3年生の時に18祭に出ていなかったら、今も挑戦できずにもどかしい日々を送っていたと思います。18祭は今も私の世界を広げてくれているのです。

 しかし、[Alexandros]18祭では後悔が残っています。折角だからたくさんの人と話そうと思っていたのに、練習会や本番でみんなと実際に会うと勇気が出ずになかなか話せなかったのです。すごくもったいないことをしたと感じています。その後悔や前より成長した自分で参加したいという思いから次のあいみょん18祭に応募しました。リモートでしたが、この時はオンライン交流会やオフ会でたくさんの18歳世代のみんなと話すことができました。

 18祭に応募して参加できればいいというものではありません。自分がどう向き合うか、どう活かすかで自分の中での18祭の存在が変わると思います。でも、応募してみないと、参加してみないと得られないこともあります。私は18祭から様々なことを学んだし、たくさんの出会いをもらいました。

 まだまだ悩むことも沢山あります。でも、可愛く揺れながらも、自分の目標や夢を言うことを恐れずに進んでいきます。