シリーズ「18祭先輩たちのうしろ姿」〜あの時みんな18歳世代だった〜

高杉真知[4期生]

現在20歳、まだ夢の途中

 17歳の時18祭に参加した私は、今年20歳になります。今考えても18祭は私にとって大きな思い出であり、最高の経験になりました。その時の気持ちを忘れまいと、思いを紙に書き出したものを今も大切に持っています。急いで殴り書きしたものなので文章も字もぐちゃぐちゃですが、当時思っていた事が叶っていたりと嬉しく思います。

 ほんっっとうに一般的な田舎の高校生だった私は、初めての人に会うこととバンドが好きだったことで、18祭に参加しました。刺激的な友達に出会い、沢山夢を語り合って番組を作り上げたことで、番組に携わる楽しさ、やりがいを感じ、メディアについて学ぶことができる大学を目指し始めました。

 現在は希望通り、上智大学の新聞学科というところでジャーナリズムや番組制作について学んでいます。また、上京してからもNHKと縁があり、アルバイトをしています。メディアに興味をもったきっかけでもあり、18祭の思い出があるNHKで働くことは本当に誇りですし、日々勉強させていただいています。18祭で出会った友達ともずっと仲良くさせてもらっています。本っ当に尊敬していて大好きな友達ですし、1年に何回か遊んでいます。いい思い出も経験も友達も与えてくれた番組だったなと今も思っています。

 平凡な大学生活を送りながら、ボランティアに参加したり将来について考えたりと、やりたいことをしつつ悩みながらも本当に楽しい毎日です。メディアについて学んだり、経験したりするうちに本当に私が進みたい道はメディア関係なのかな。とも考えこみます。そんな時は18祭を思い出して、夢が決まってないのも全然悪くないとポジティブに考えています。

 あの会場にもう一度、ボランティアとして行くことは私の夢のひとつです。今20歳になろうとしていて、昔の私のような子達を目にして、また18祭の同期たちと再会して何を思うのか楽しみにしています。