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防災(15件)の放送記録

新しい記録から見る
2024年4月1日(月)

住民が撮った“極限” 「未公開映像」で検証する能登半島地震

「もうあきまへん下敷きになってます…」石川県珠洲市の自宅で生き埋めとなりその後救出された男性が撮影した映像には、命の危機が差し迫る極限の状況が映し出されていました。発災から3カ月、被災者自らが撮影したこうした“未公開映像”の存在が次々と明らかになっています。あのとき被災地はどんな事態に追い込まれ、何が生死を分け、そこから得られる教訓とは何なのか。記録を残した被災者とと ...

2024年1月31日(水)

能登半島地震1か月 暮らしの再建は今 輪島朝市の人たちの選択

千年を越す歴史を持つ輪島朝市は地震で300棟が焼失したとされます。その11日後、取材班は輪島朝市に入り、商店や食堂、輪島塗の販売店を営む人たちを取材。120を超える工程がある輪島塗は職人が一人欠けても産業が成り立たず、漁は海底が隆起したため再開できません。厳しい避難生活を強いられる上に、先行きの見通しが立たず故郷に残るか離れるか、選択を迫られていました。八方ふさがりの ...

2024年1月17日(水)

迫る「災害関連死」の危機 能登半島地震・被災者をどう守る

能登半島地震の被災地は今、瀬戸際に。生活環境の悪化や精神的負担などで命をも奪う「災害関連死」の危機。最も多くなるのが発災後1か月以内とされ、どう命を守るのかが喫緊の課題に。災害関連死の概念が生まれたのは29年前の阪神・淡路大震災。圧死などの「直接死」だけでなく、心不全や肺炎といった疾患で命を落とす者も少なくないことが明らかに。当時の経験を携え能登入りした医療チームの闘 ...

2024年1月9日(火)

緊急報告・能登半島地震 拡大する被害の実態

2024年が幕を開けた元日、日本を襲った巨大地震。石川県能登半島を震源とするマグニチュード7.6の地震は、津波、建物倒壊、土砂崩れ、大規模火災など数々の災害を引き起こし、死者・安否不明者など被害が拡大。その全容はいまだ見えていません。現地の緊急取材から1週間、新たに浮かび上がってきた今回の地震の脅威、長期化する避難と被災した人たちの現実、そして求められる支援や課題など ...

2021年12月20日(月)

徹底検証・大阪ビル放火 どう命を守るか

師走の大阪、繁華街のビル4階のクリニックで起きた火災。24人が死亡する大惨事となったが、実際に焼けたのはクリニック全体の約4分の1にあたる25平方メートルのみ、そして火も約30分でほぼ消し止められた。なぜ“焼損面積がそれほど大きくない場所”、そして“わずかな時間”で、これほど被害が拡大したのか。数々の証言や専門家の分析で明らかになったのは、逃げ場のない空間で、猛烈なス ...

2021年9月21日(火)

盛り土〝無法地帯〟 広がる崩落リスク

26人が亡くなった静岡県熱海市の土石流。不適切な「盛り土」が被害を拡大させた“人災"の可能性が鮮明になってきた。事態を深刻に捉えた国は、盛り土の全国総点検に乗り出したがデータの精度が壁となりリスクを把握することさえ困難な状態に加え、直接規制する法律がないなど対策の限界も浮き彫りに。番組では“無法地帯"と化している盛り土の現状と課題を全国各地で独自に調査し、命を守るため ...

2021年7月5日(月)

カメラが捉えた脅威 緊急報告・熱海土石流

静岡・熱海市で発生した土石流を緊急取材。安否不明者の捜索活動が続き、いまだ被害の全容が見えない。様々な角度からカメラが捉えた映像、間一髪で土砂を逃れた住民の新証言、専門家による現地分析などから土石流の脅威に迫る。 そして、温暖化の影響が西日本から東日本にまで広がり、今後も土砂災害が相次ぐというデータもあり専門家は警鐘を鳴らしている。突如襲い来る災害から、命を守るには ...

2021年6月9日(水)

なぜ増える“浸水エリア”の住宅 ~水害から身を守るには~

ハザードマップで浸水が想定されるエリアに住む人が、全国で20年間に150万人以上増えている。熊本県人吉市の30代夫婦は、去年の水害で命は助かったものの購入したばかりの新居は全壊。浸水想定が最大5mのエリアだったが、不動産会社から詳しい説明もなくリスクを正しく把握できなかったという。一方、浸水想定エリアに建つ都内のタワーマンションでは、水害発生が予測される数日前からの行 ...

2021年3月2日(火)

追体験 語り部バスの10年

10年前のあの日、何が起こりどんな教訓が残されたのか、そしてそこで暮らす人々は震災とどう向き合ってきたのか。風化が進む中で被災地を走り続けてきた宮城県南三陸町の「語り部バス」のルートを、知られざる写真や映像、CG、そして証言をもとに可視化する。高台にあった中学校を襲った予期せぬ津波の挙動とは?避難先の高台で、大人たちを励ました小学生たちの行動とは?「命を守るために」語 ...

2020年7月7日(火)

“梅雨末期豪雨” 命をどう守るか

熊本で多数の死者・行方不明者が出ている記録的大雨。近年、九州北部豪雨や西日本豪雨など7月に大雨が降り「日本は梅雨末期が大きなリスクとなる時代を迎えている」と専門家は指摘する。過去に何度も水害に見舞われ、防災意識が高かった球磨川流域の住民でも避難が難しかった背景に何があったのか?科学的なメカニズムとさまざまな証言を組み合わせ深掘りする。また、コロナ禍での避難のあり方を含 ...

2020年5月13日(水)

新型コロナ 災害避難をどうする

自然災害と隣り合わせの日本。新型コロナウイルスの流行下、避難所のあり方が問われている。災害から命を守るために、緊急的な避難は絶対に必要!しかしながら「3密」状態になりやすい避難所では、過去にも感染症の流行が起こっている。私たちの命を守るために、私たちが今できることは?今回、NHKは実験を行い、避難所の床に溜まる飛沫が感染のリスクを引き上げることがわかった。自治体の中に ...

2019年9月19日(木)

東電刑事裁判 見えてきた新事実

福島第一原発の事故をめぐる歴史的な裁判の判決が出た。裁判の過程では、東日本大震災の3年前に巨大津波への対策を行い、被害を免れていた原発が存在することが明らかになり関係者に衝撃が走った。茨城県にある日本原電・東海第二原発だ。東京電力と日本原電の津波への対応は、なぜ分かれたのか。不確かな巨大リスクにどのように向き合えばよいのか、そして、見えてきた教訓は現在の安全審査に生か ...

2019年7月10日(水)

豪雨被害を拡大!?あなたの町のダムは安全か

“私たちの命を守ってくれるはずのダム”。そのあり方が今、大きく問われている。去年の西日本豪雨で5人の犠牲者が出た愛媛県西予市では、ダムからの放流によって河川が急激に氾濫したことが被害の拡大につながった可能性が指摘されているのだ。取材を進めると、民間企業が管理するダムでは安全対策の議論が長年置き去りにされてきた実態も明らかに。今年も私たちに迫りくる豪雨の恐怖。“ダムがあ ...

2019年3月11日(月)

“初めて”の帰郷 ある被災者の震災8年

東日本大震災の発生から8年。この間、被災地にあるふるさとにずっと帰れずにきた女性がいる。心の中にあったのは、あの日一緒に避難し亡くなった祖父母のこと。震災後上京し東京で働く中でも、なぜ救えなかったかと自らを責め続けてきた。その女性が震災8年を前に、ふるさとに帰る決断をした。ずっと抱え続けてきた思いとどう向き合ったのか。1人の女性の姿を通して、震災8年を見つめる。

2018年12月20日(木)

年末スペシャル 本音で迫る!あのニュースの「その先」

クローズアップ現代+年末の特番は73分の拡大版!いま話題になっている、あるいは今年大きな話題になったニュースの「その先」を掘り下げ、新たな演出でお伝えします。パワハラ問題や助成金の流用などで揺れた日本のスポーツ界、東京オリンピック・パラリンピックに向けて何が求められているのでしょうか。地震、大雨、台風・・・視聴者が撮影した迫力映像を最新科学で分析すると、都市ならではの ...