1月、300年ぶりに大噴火を始めた新燃岳。現在も噴火活動が続いている。噴火以降、新燃岳では多くの研究者が調査や研究を行い、火山灰の成分から、今回の噴火はおよそ300年前に起こった噴火と同様、マグマが直接噴出する「マグマ噴火」であることが判明した。また今後の噴火予測につなげようと、地下のマグマの動きを探る調査も進んでいる。一方、危惧されるのが土石流の発生だ。しかし大噴火は300年ぶりのことなので、十分な対策がとられていない地域もある。そのような地域では、砂防ダムにたまった土砂を除去するなどの緊急対策がとられている。新燃岳の噴火は今後どうなるのか?最新の研究成果とともに、土石流などの災害対策の現状など、新燃岳のいまの様子を伝える。
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