11月4日に投票日を迎えるアメリカ大統領選挙。民主党のオバマ候補はインターネットを巧みに使い、若者世代から共感を集めるこれまでにない「草の根」戦略で支持率を高めてきた。こうした中、選挙戦の終盤には大恐慌以来と言われる金融危機が世界を覆い、ウオール街での行き過ぎたマネーゲームに対して厳しい批判の声があがり、オバマ候補への更なる追い風となっている。共和党のマケイン候補は、規制緩和を進めたブッシュ政権との違いをアピールするが、現在のところ苦戦を強いられている。有権者は今、何を求めているのか。国谷キャスターが衛星中継で現地の識者と議論しながら、選挙戦から見えてきたアメリカ社会の変化について見つめる。
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