増加の一途をたどる子供のアレルギーに、身の回りの化学物質の影響が指摘されている。特に小さな子供は、化学物質から受ける影響が大人よりも大きいことが、最近の研究でわかってきた。
体重1kg当たりにすると、室内空気からも食事からも、大人よりも大量に摂取していることが判明。アレルギーの専門病院では化学物質を減らす食事指導によって効果をあげ、東京都は化学物質から子供を守る取り組みを始めている。去年8月、厚生労働省は乳幼児の玩具に使用される化学物質の使用を規制した。EUを中心に海外でも次々に規制が打ち出され、日本の玩具メーカーはその対応に追われている。
子供の健康を脅かす化学物質の実態を探る。
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