4月から小中学校の新学習指導要領が本格スタートする。
最大の目玉は新しく始まる「総合的な学習の時間」。
「ゆとり」やこどもの体験を大切にし問題解決できる力を養おうと、既にほとんどの全国の小中学校が試験的に導入している。
しかし教師たちの間には未だ不安の声があり、週休2日導入による教科内容の3割削減もあって、学力低下を懸念する声も強まっている。
混迷が続く学校に対し詳細なガイドラインを作り指導しようとする県も出てきた。
一方で、総合学習をきっかけに親や地域社会が共に取り組み、大きく授業内容を変えた学校もある。
総合学習の試行例を通して、「学力」と「ゆとり」の狭間で揺れ動きながら大きく変わろうとしている学校のあり方を見つめる。
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