箱根・大涌谷情報

2017年6月30日現在

神奈川県の箱根山の大涌谷で、ごく小規模な噴火が確認されてから2年が経ちました。
2017年6月30日の時点で、噴火警戒レベルは最も低い1(活火山であることに留意)ですが、噴気活動は活発で、温度は、高い状態が続いています。
神奈川県温泉地学研究所の萬年一剛主任研究員は、「現在、火山性地震は少なく地殻変動もないので、火山活動に特段の変化はないものの、将来、地震が増えるようなことがあれば、過去のケースと比べて事態が早く進行することも考えられる。注意深く監視する必要がある」と話しています。

こうした中、箱根町の早雲山駅と桃源台駅を結ぶ「箱根ロープウェイ」では、噴火に備えた防災対策の強化が進められています。
火口からおよそ240メートルのところにある大涌谷駅の駅舎は、避難施設に指定されていて、現在は600人の受け入れが可能だということですが、さらに駅舎の裏側に新たな施設を建設する予定です。
新たな施設は2階建てで、収容人数はあわせて800人になるということです。
さらに屋根には高い強度のコンクリートが使われ、、噴石にも耐えられるということです。
新しい施設は、2018年の夏までに完成する見通しです。
「箱根ロープウェイ」の渡邊敬介さんは「この駅は火口に近く、恩恵もあるが、自然の脅威を受ける可能性もあるので安全対策を徹底し安心して箱根を訪れてほしいです」と話しています。

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