かながわ鉄道さんぽ

2日目
鶴見

横浜市鶴見区編6月18日(木)~19日(金)放送

『夏に向けたおすすめスポット、横浜市鶴見区編① ビール工場見学』

京急本線
生麦

1日目

6月18日 木曜日

出演者

キャスター
坂本沙織 ( さかもとさおり )
ビール工場案内
キリンビール株式会社 横浜工場 広報  籠倉啓子 ( かごくらけいこ ) さん
キリンビール株式会社 横浜工場 醸造部長  岡田義宗 ( おかだよしむね ) さん

※中継時(18時~)は暗くなりますので、リハーサル時(16時ごろ)の写真も使ってご紹介しています


6月の中継は、横浜市鶴見区からお届けしました。初日は京浜急行の生麦駅からスタートです

駅から10分ほど歩いて、ビール作りの様子が見学できる工場にやってきました。見学コースの入口の壁はシュワシュワと泡が出る仕掛けになっていましたよ

中継した時は時間外でしたが、特別に見学コースの一部を見せていただきました

入口を入ると通路の両壁には麦畑がデザインされ、キラキラと黄金色に輝いています。“麦” はもちろん、ビールの原料ですね

案内をしてくれた広報の籠倉啓子さんは「ビールの原料は麦と水とホップの3つだけなんです」と、ビール作りに必要な原料の話をしてくれました

見学では実際にビールの醸造に使うホップを触ることもできます。この薄い緑色をしたホップがビールの香りや苦みを出すのに重要なんですね

原料について学んだ後は、いよいよ醸造工程の見学です。見学コースでは大きなガラスの窓越しに醸造タンクが見下ろせるようになっていました。巨大なタンクは一番大きなもので直径12mもあるそうです

説明してくれたのは醸造部長の岡田義宗さん。「ここでは材料を煮る、ろ過するなど4つの工程を行い、1回の仕込みで130キロリットルのビールを生産しています」と話してくれました

「気温や湿度など、季節や天候の違いを敏感に感じて調整したり、状況によって酵母菌の量を加減したりといったところがビール職人の腕の見せ所であり、面白さでもある」と話してくれた岡田さん。状況に応じた細かい調整によっておいしいビールが出来るんですね

工場見学を終え、敷地内にあるビアレストランへ向かいました。ここは今年3月にリニューアルしたクラフトビール専門のレストランです

天井が高く、レンガ造りの重厚な雰囲気がステキですよね。2階席もあります

クラフトビールの“クラフト”は職人技を示す英語の「craftsmanship(クラフトマンシップ)」に由来しており、特別な材料を使ったり、配合を工夫したりするため少量しか生産できないビールのことを指しているそうです

中継で紹介したのは、こちらのレストランにあるビールの歴史を示したパネルやビール関連の蔵書が並んだコーナー。昔ビール製造に使われていたという窯にはカウンターやイスも設置されていました

ここではビールの歴史に関するクイズなども出題しました。日本でビールが誕生したのは横浜の山手であったこと、当時はとても高級品で現在のように一般の家庭でビールが飲まれるようになったのは昭和からだったことなど、興味深いお話でしたね

200冊以上あるというビール関連の本は自由に読むこともできるということで、ビール片手に読書をしてくつろぐ方もいるそうですよ



中継こぼれ話

■大量生産で国内くまなく販売されている一般のビールに対して、生産量が少なく流通範囲も狭いクラフトビールは、一部の店や工場でしか販売されず、その季節でしか味わえないという稀少なもの。手間やコストがかかるため、一般に市販されているビールに比べて割高なものが多いですが、ほかにはない個性的な味や香りに魅かれ、ファンも広がっているそうです。中継ではお伝えできませんでしたが、そんなクラフトビールのこだわりがわかる一例を写真でご紹介しますね

透明のビーカーのようなものに入れた赤い液体がクラフトビールで、
茶色いチップのようなものは香辛料のシナモンだそうです
ここからがおいしいビールを作る“ビア・バリスタ”の腕の見せ所。ティーサーバーのようなものを、ゆっくり上下に動かし、中身をかき混ぜます
ほんのりシナモン香りがついたビールが完成~。その場で香りづけして出してくれるビールなんて、ぜいたくなビールですね

写真と文章 : 小林孝子(鉄道沿線さんぽコーディネーター)

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