かながわ鉄道さんぽ

2日目
川崎

川崎市幸区編2月19日(木)~20日(金)放送

JR東海道線とは?

東海道線は東京から神戸までを結ぶ全長およそ590kmの鉄道路線で、そのうちの東京から静岡県の熱海間の105kmはJR東日本が管轄しています。東京を始発とした路線は東京湾に沿うように南下して川崎や横浜といった神奈川の主要都市を通過。その後は保土ヶ谷、戸塚、大船といった丘陵地帯、相模湾の湾岸地帯である茅ヶ崎、大磯、国府津、湯河原などを通って静岡県へと延伸しています。路線の一部、新橋(後の汐留貨物駅、現在は一部が旧新橋停車場跡)~横浜(現在の桜木町駅)間は明治5年(1872)に開業した日本初の鉄道です。誕生から140年を過ぎた今も旅客や貨物運送の要として利用されています。

『川崎市幸区から発信!① 科学技術と映像のまち』

JR東海道線
川崎

1日目

2月19日 木曜日

出演者

キャスター
安井千紘 ( やすいちひろ )
科学館案内
東芝未来科学館 アテンダント  桂川まなみ ( かつらがわ     ) さん
映像のまち かわさき案内
NPO法人かわさきMOVEARTOO隊(ムーブアート応援隊)事務局長  寺川香苗 ( てらかわかなえ ) さん
ロケ弁案内
カフェマイム オーナー  萩三千代 ( はぎみちよ ) さん

※中継時(18時~)は暗くなりますので、リハーサル時(16時ごろ)の写真も使ってご紹介しています


2月の中継は川崎駅からお届けしました。JR川崎駅は東海道線、京浜東北線、南武線の3線が乗り入れるターミナル駅です

駅の住所は川崎市川崎区駅前本町となっているんですが、実は駅の西側は幸区。川崎駅は川崎区と幸区の境に建てられているんですよ

駅の西口からすぐの場所にある東芝未来科学館にやってきました。この科学館は入場が無料で、ちょうど1年前に別の場所から移転してきました

2,000㎡余りもある広いフロアは大きく3つのゾーンに分けられていて、科学技術の発達や科学の不思議などを学んだり、体験できたりと訪れた人が楽しめるようになっています

科学技術の発達によって誕生した日本初・世界初といった様々な製品が年代順に展示されているヒストリーゾーンにやってきました。案内をしてくれたのは訪れる人の接客や案内を担当する“アテンダント”の桂川まなみさんです

写真の製品、何だかわかりますか?左の円柱形のものは1930年に発売された日本初の電気洗濯機、その右隣の白い箱のようなものは同じ年に発売された日本初の電気冷蔵庫 なんです。さらに冷蔵庫の右は1931年に発売された日本初の電気掃除機です

洗濯機は洗濯槽の上に2本のローラーがついていて、洗濯物をこのローラーの間に通すことで脱水できる仕組みになっています。当時の販売価格は370円、銀行員の初任給の5倍以上!という紹介でしたから、かなりの高級家電だったんですね

写真右下が、世界初のラップトップパソコン。“ラップトップ”というのは膝上という意味で、画期的な小型パソコンとして当時、世界中から注目を集めました

ヒストリーゾーン、サイエンスゾーンをまわり、最後にやって来たのは最先端技術を紹介するフューチャーゾーン。ここでは画像認識で人体を感知するセンサーを紹介しました。このセンサーは、オフィス内の人の数を感知してそれに合わせて空調を自動コントロールするなど、エネルギー資源をより効率的に使うのに役立つそうです

展示物を見るだけではなく、タッチパネルでゲームができたり、実験のデモンストレーションがあったりと、楽しみながら科学に触れる仕掛けがいっぱいの科学館。子どもから大人まで楽しめる施設でした

科学館から10分ほど歩いてやって来たのは、川崎市産業振興会館。ここでは“映像のまち かわさき”として映画やテレビドラマのロケ(撮影)事業を誘致して川崎を活性化しようとしているみなさんをご紹介しました

2階にあるカフェに来ていただいたのは、川崎のロケ誘致事業をしている寺川香苗さん

寺川さんは「都心に近く、山・海・都市・工場・田畑といった地域資源が豊富な川崎はロケも盛んで、昨年は市の施設だけでものべ140回もの利用がありました。また、先月はロケで川崎に来られる方々に提供するお弁当のコンテストも行われたんですよ」と話してくれました

ロケをするスタッフが食べるお弁当、通称“ロケ弁”のコンテストには、実はこちらのカフェからも出品したということで、オーナーの萩三千代さんにもお話を聞きました

コンテストに出したのは、インドから取り寄せた香辛料をベースに、ブドウ酢やウスターソース、ワインなど20種類もの隠し味を入れて煮込んだという野菜カレー。試食した安井キャスターも「香辛料独特の香りが強くて、おいしい~」と満面の笑顔でした

カフェの常連さんも飛び入り参加し、最後にみんなで記念撮影~。
野菜カレーが川崎のロケ誘致に一役買うといいですね



中継こぼれ話

■科学技術の発達によって誕生した製品の展示や、科学実験ショー、最新科学技術の紹介など、楽しく学んだり遊べたりする仕掛けがいっぱいの東芝未来科学館は、“人と科学のふれあい”がコンセプト。科学館には一般のほか、学校や団体の校外学習としての利用、さらには海外の企業や各国の大使館の視察など、国内だけではなく海外から来られる人も多いそうです。特に興味深かったのは、卓越した技術と工夫で開発された数多くの日本初・世界初の製品。中継では一部しかお伝えできなかったので、もう少しご紹介しますね。

写真中央に見えるのは1955年に発売された日本初の自動式電気釜。自動式電気釜の出現は、それまで釜につききりで火加減を見守らなくてはならなかった“ご飯を炊く” という家事の手間を大幅に軽減しました
写真中央に見えるのは1960年に発売された日本初のカラーテレビ。
当時、川崎市幸区にあった東芝の工場でも生産していたそうです
展示された製品の間に、テレビ放送が開始された1953年2月1日の番組表を見つけました。テレビ放送も科学技術とともに進化していったんですね

写真と文章 : 小林孝子(鉄道沿線さんぽコーディネーター)

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