かながわ鉄道さんぽ

2日目
二宮

二宮町編1月15日(木)~16日(金)放送

JR東海道線とは?

東海道線は東京から神戸までを結ぶ全長およそ590kmの鉄道路線で、そのうちの東京から静岡県の熱海間の105kmはJR東日本が管轄しています。東京を始発とした路線は東京湾に沿うように南下して川崎や横浜といった神奈川の主要都市を通過。その後は保土ヶ谷、戸塚、大船といった丘陵地帯、相模湾の湾岸地帯である茅ヶ崎、大磯、国府津、湯河原などを通って静岡県へと延伸しています。路線の一部、新橋(後の汐留貨物駅、現在は一部が旧新橋停車場跡)~横浜(現在の桜木町駅)間は明治5年(1872)に開業した日本初の鉄道です。誕生から140年を過ぎた今も旅客や貨物運送の要として利用されています。

『早春を告げる二宮町のイベント① 吾妻さんよさこいパレードほか』

JR東海道線
二宮

1日目

1月15日 木曜日

出演者

キャスター
坂井芳江 ( さかいよしえ )
落花生案内
田中屋 店主  田中敏夫 ( たなかとしお ) さん
吾妻さんよさこいパレード案内
鈴木昭子 ( すずきあきこ ) 先生、二宮ジャギーキッズのみなさん

※中継時(18時~)は暗くなりますので、リハーサル時(16時ごろ)の写真も使ってご紹介しています


1月の中継はJR東海道線の二宮町からお届けしました。1日目の中継は、あいにくの雨模様で残念~

駅南口から国道1号線に出て、大磯方面に向かいました

7分ほど歩いてやってきたのは、二宮町の特産品“落花生”の製造・販売をしているお店。「明治のはじめ、二宮の二見庄兵衛(ふたみしょうべい)という方が、横浜で落花生を手に入れて庭にまいたものが実をつけ、そこからこの辺りの落花生栽培がはじまったんですよ」と、店主の田中敏夫さんが話してくれました

お店では落花生を量り売りしてくれるほか、袋詰めされた加工品や、落花生を使ったお菓子も販売しています

落花生は通常、機械で殻を割って豆を取り出しますが、手作業で殻をむく“手むき”と言われる方法もあります。“手むき”でむいた豆は表面に傷がつきにくいため、風味が良い最高級品として重宝されているそうですよ

田中さんに専用の道具を使って、手むきの作業を実演してもらいました。“はさみ”と呼ばれる道具は、先がペンチのような平らな形になっていて、この部分を殻のふくらみに当てて割っていきます

二宮町での落花生栽培は、生産者の高齢化や鳥獣被害もあって年々少なくなっているそうですが、これからも二宮町の伝統的な特産品として伝えていってほしいですね

二宮駅の南口に戻ってきました。この南口のロータリーにある緑地帯に、二宮町のシンボルとして大切にされている少女の立像があります

防空頭巾にもんぺ姿の少女が抱えているものは・・・ “ガラスのうさぎ”。そうです、これは戦争で家族を失った12歳の少女が、その悲しみを乗り越え、生き抜く姿を書いた作家高木敏子さんの戦争体験記「ガラスのうさぎ」にちなんだ像なんです

終戦近くの1945(昭和20)年8月5日、二宮駅周辺であった米軍の機銃掃射で犠牲になったひとりが高木さんの父親でした。少女の像は平和の尊さを後世に伝えたいと願う人々の寄付によって、1981(昭和56)年に建てられました

駅の連絡通路を渡って北口にやってきました。北口を出てすぐの場所に、二宮町の観光案内所や特産品販売所、講堂などがある二宮町の町民会館があります

夕方の時間帯なので観光案内所や特産品販売所は閉まっていましたが、講堂の入口には靴がいっぱい。どうやら講堂にはたくさんの人が集まっているようですね

講堂では小さな子どもから大人まで、総勢70人ほどが“よさこい踊り”の練習をしていました。軽快な音楽にあわせた鳴子(なるこ)の音や、「セイヤー」といった元気いっぱいのかけ声は、ラジオでも楽しんでいただけましたよね

このよさこい踊りの練習は、地元の吾妻神社の例大祭(1月18日)に合わせて行われるパレードで披露するためのものだそう。指導をしていた鈴木昭子先生にお話をお聞きしまし た

坂井キャスターが子どもたちに話しかけると、好奇心いっぱいな子どもたちにぐるっと囲まれてしまいました。みんなおそろいの衣装を着てかわいいですね

鮮やかな衣装に身を包み、ポーズを決めてくれたのは、踊りに参加する大人の方たち。赤や水色などおそろいの鮮やかな衣装は、すべて自分たちで作ったそうですよ

最後にみなさんと記念撮影~。おばあさん、お母さん、お子さんと3世代で踊りに参加する方もいるという、世代を超えた交流も楽しいですね。よさこいパレードがんばってください!



写真と文章 : 小林孝子(鉄道沿線さんぽコーディネーター)

2日目
二宮


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