かながわ鉄道さんぽ

2日目
橋本

相模原市編11月20日(木)~21日(金)放送

JR横浜線とは?

JR横浜線は、横浜市神奈川区の東神奈川駅と東京都八王子市の八王子駅を結ぶ鉄道路線です。横浜市北部から東京都町田市、神奈川県相模原市を経由して八王子に至る路線は全長42.6km。明治41年(1908)、長野や山梨、八王子周辺で生産された生糸を横浜港へ輸送するための鉄道として開通したのがはじまりです。現在20ある駅は、京浜東北線、中央本線などのほか、東海道新幹線や横浜市営地下鉄、東急、小田急、京王と言った多くの路線と交差するため、首都圏などへ通勤・通学するための乗り換え利用が多いのも特徴です。

『ものづくりの街、相模原① 小惑星探査機「はやぶさ」の挑戦』

JR横浜線
淵野辺

1日目

11月20日 木曜日

出演者

キャスター
小村弥生 ( こむらやよい )
惑星探査機「はやぶさ」案内
独立行政法人宇宙航空研究開発機構 JAXA相模原キャンパス 広報  岸晃孝 ( きしあきたか ) さん
博物館案内
相模原市立博物館 学芸員  木村知之 ( きむらともゆき ) さん

※中継時(18時~)は暗くなりますので、リハーサル時(16時ごろ)の写真も使ってご紹介しています


11月は神奈川県北部の政令指定都市、相模原市にやってきました。1日目の最寄り駅はJR横浜線の淵野辺駅です

駅の改札前には「はやぶさの故郷さがみはら」と書かれた大きなパネルが展示されていました。そう、2010年に小惑星イトカワから微粒子を採取して地球に帰還した、小惑星探査機「はやぶさ」はここ相模原市で生まれたんです

宇宙科学研究施設「独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)相模原キャンパス」は淵野辺駅から徒歩で20分ほどの場所にあります。小惑星探査機「はやぶさ」はここで開発されました

敷地内にはロケットが展示されていました。写真右が固体燃料ロケットM-Vロケットの実物、左がM-3SII ロケットの原寸大の模型です

全長が30m以上あるロケットと並ぶ小村キャスター。大きさに圧倒されますね~

JAXA関連の人工衛星や探査機などの模型が展示されている無料の見学スペースにやってきました。入口近くで一番大きく展示されていたのは、小惑星探査機「はやぶさ」の模型です

広報の岸晃孝さんは「太陽光の当たる角度によってプラス130℃~マイナス180℃まで温度が変化する宇宙空間で耐えられるよう、さまざまな工夫がされています」と「はやぶさ」の性能について話してくれました

300℃以上もの激しい温度差に耐えられるよう、さまざまな工夫が施されています。そのひとつは箱形のボディを包んでいる金色のフィルム。薄いフィルムが幾重にも重なっていたんですね

そして、今注目を集めているのはなんといっても12月3日に打ち上げが成功した「はやぶさ2」ですね。「はやぶさ」の後継機である「はやぶさ2」の大きな使命は、1999JU3という小惑星に降り立ち、惑星内部から石や砂を持ち帰ることなんです

「はやぶさ2」は3年半かけて目的地の小惑星に到達し、東京オリンピックが終わった後の2020年12月ごろに帰還する予定です。その間、ここ相模原キャンパスからその運用を見守ります

次にやってきたのは、JAXA相模原キャンパスと道を挟んだ向かいにある「相模原市立博物館」です

JAXA相模原キャンパスに近いことから、宇宙関連の展示も多いこの博物館。4年前「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」から持ち帰ったカプセルを一般に初公開した時には、最長で4時間待ち、2日間で3万人もの人がこの博物館を訪れました

今回「はやぶさ2」が打ち上げられた時には、博物館のプラネタリウムでパブリックビューイングも行われましたが、その前に学芸員の木村知之さんの案内で、会場となったプラネタリウムを見せてもらいました

210人収容可能なプラネタリウムは、直径23mもあるドーム状になったスクリーンが特徴です。県内最大規模と言われる大型スクリーンで見た「はやぶさ2」の打ち上げは、さぞかし迫力があったんでしょうね

最後は博物館3階にある天体観測室にお邪魔しました。中央にある望遠鏡は、口径40cmカセグレン式反射望遠鏡。こちらの望遠鏡はパソコンと連動していて、パソコン操作によって天体の位置を正確にとらえることができます

予定では直径6mのドーム天井にあるシャッターを開けてもらい、星空観測をさせてもらうはず…でしたが、この日はあいにくの雨で断念。
うーん、残念

博物館では望遠鏡や双眼鏡を使って星空を見る「星空観望会」を定期的に行っているそうです。その季節の代表的な星座の話も聞けるそうなので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください



中継こぼれ話

■日本の宇宙科学研究における中心的施設「宇宙航空研究開発機構 JAXA相模原キャンパス」は、敷地面積およそ73,000㎡。東京ドーム約1.5個分という広大な敷地には研究・管理棟、実験棟、食堂、宿泊棟などがあり、400人ほどのスタッフが働いています。 人工衛星などによって宇宙を観測するのが大きな使命で、惑星探査機など、宇宙で様々な観測をするために必要な機器類の研究開発を行っています。ここでは中継でお伝えできなかった、相模原キャンパスの展示の様子などをご紹介します。

こちらは日本初のロケットを開発し、日本のロケット開発の父とも言われている糸川英夫博士のパネルと、糸川博士が発明したペンシルロケットです
ペンシルロケットは長さが23cmで、機体はアルミ合金でできているそうです
マネキンが着ているのは小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った微粒子が入っていた カプセルを回収する際に担当者が身につけていた安全防護服です
カプセルの模型や構造解説。壁面の大きな写真パネルは実際に回収した時の様子です
売店では“宇宙食”も販売されていました。どんな味がするのでしょうか

写真と文章 : 小林孝子(鉄道沿線さんぽコーディネーター)

2日目
橋本


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