かながわ鉄道さんぽ


京急久里浜線編2月20日(木)~21日(金)放送

津久井浜~三浦海岸 京急久里浜

京急久里浜線とは?

京急久里浜線は横須賀市堀ノ内駅から三浦市の三崎口駅までを結ぶ鉄道路線で、東京都港区の泉岳寺駅と横須賀市の浦賀駅を結ぶ京急本線の支線になります。1975年(昭和50年)に三浦海岸駅から三崎口まで延伸し、現在の路線になりました。横須賀市、三浦市のふたつの自治体にまたがり三浦半島の南端を走る路線は13.4km。路線には、アルファベットを用いた珍しい駅名で知られる「YRP野比駅」ほか、夏は海水浴場の最寄り駅として賑わう「三浦海岸駅」など9駅があります。

『三浦半島からひと足早い春の話題』

京急久里浜線
津久井浜~三浦海岸

1日目

2月20日 木曜日

出演者

キャスター
坂井芳江 ( さかいよしえ )
いちご狩り案内
津久井浜観光農園組合長  志村達也 ( しむらたつや ) さん
三浦海岸桜まつり案内
三浦海岸まちなみ事業協議会 副会長  長島満男 ( ながしまみつお ) さん
京浜急行電鉄株式会社 三浦海岸駅駅長  太田芳孝 ( おおたよしたか ) さん

※中継時(18時~)は暗くなりますので、リハーサル時(16時ごろ)の写真も使ってご紹介しています


今月の中継は京急久里浜線の津久井浜駅周辺からスタート!関東地方で記録的な降雪となった2月14日の雪は、比較的温暖な三浦半島にもまだ残っていました

やってきたのは 14軒の農家が集まって営む総合農園。季節の野菜や果物の収穫体験も楽しめるこの農園は、今、いちご狩りのシーズンを迎えています

8000坪もの広大な農地に40棟ほどあるという農業用ハウスは、奥行きが40m近くある大きなものでした。中に入るといちごの強い香りがします

ハウスでは高さ50㎝ほど細長く土を盛り上げた畝(うね)に苗を植える、土耕栽培という方法でいちごを育てています。ビタミンCを多く含んだいちごは美容にも良いと聞き、坂井キャスターうれしそうですね

ハウスを案内していただいたのは農園組合長の志村達也さん。おいしいいちごの見分け方をたずねると「いちごの粒の色を見て、なるべく赤く完熟したものを選んでください」と教えてくれました

写真は“紅ほっぺ”という品種のいちご。直径5cmほどあるでしょうか、いちごの中でもひときわ目を引く大きなサイズです

津久井浜駅に戻ってきました。ここからひと駅電車に乗って三浦海岸駅に移動します!

三浦海岸駅に到着しました~。先ほどの津久井浜駅は横須賀市でしたが、ここ三浦海岸駅から先は三浦市です

三浦海岸駅にやって来たのは、3月16日まで開催されている「三浦海岸桜まつり」の様子を中継するため。駅の看板も桜まつり期間限定でピンク色に衣替えされていました

駅前に植えられている桜は早咲きで花の色が濃く、開花期間も長いという“河津桜(かわづざくら)”という品種です

桜まつりの見所は三浦海岸駅から三崎口駅方面にかけて鉄道沿線に伸びる桜の並木道。1000本ほどあるという桜の根元には菜の花も植えられているため、菜の花の黄色と桜の花のピンク色の対比が鮮やかです

桜並木をながめていると京急電車がやってきました。例年花が満開になる頃には、花や車両が写る構図を狙って多くの方が撮影にやってくるそうですよ

桜まつり期間中は、駅前の広場に“テント村”と呼ばれる販売コーナーも出現。三浦名物の野菜や果物、海産物、軽食、お土産品などの販売が行われています

駅前でお寿司屋さんを営み、「三浦海岸まちなみ事業協議会」のリーダーとしても活躍されている長島満男さんにお話をお聞きしました。長島さんは地域活性化策として桜の植樹を提案し、並木づくりに尽力されてきた方なんです

「地域活性化策を考えていたときテレビで静岡県河津町の桜並木を見て“これだ!”と思いました」と話してくれた長島さん。すぐに視察に行き、苗を分けてもらい地域住民総出で植樹したそうです。長島さんにお話を伺った後は、三浦海岸駅駅長の太田芳孝さんにも出演いただきました

「週末が悪天候続きだったので桜まつりの出足が鈍っていますが、花の見頃もまだまだこれから。より多くの方のお越しをお待ちしています」と締めくくっていただいた太田駅長。花の開花とともに多くの方が訪れるといいですね



中継こぼれ話

■夏の海水浴シーズン以外はこれといった集客がなかったという三浦海岸駅周辺。その地域活性化策として河津桜に注目し、はじめて苗木を植えたのは平成11年のことだったそうです。植樹の際は、園芸店の方の指導をたよりに周辺住民の方が総出で手伝ったとのこと。そのかいあって今では神奈川県でも代表的な桜の名所となりました。昨年は期間中30万人もの観光客が訪れたという「三浦海岸桜まつり」も今年は12回目。新たに駅前にある桜のライトアップを開始するなど、更なる集客のため今後も新しい試みに挑戦していくそうです。

三浦海岸駅の下りホームから駅前広場を見下ろしたところ。桜まつりを盛り上げるため今年から駅前にある桜を夜9時までライトアップしています
中継時は2分咲きといったところでした。満開になるのは3月に入ってからになりそうですね

写真と文章 : 小林孝子(鉄道沿線さんぽコーディネーター)



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