かながわ鉄道さんぽ


湘南モノレール編1月23日(木)~24日(金)放送

湘南江の島~大船 湘南深沢

湘南モノレールとは?

湘南モノレールは鎌倉市の大船駅から藤沢市の湘南江の島駅までを結ぶモノレールです。1970年(昭和45年)3月に、日本で初めて懸垂形モノレールの実用路線として誕生しました。路線総延長6.6kmの区間には大船、富士見町、湘南町屋、湘南深沢、西鎌倉、片瀬山、目白山下、湘南江の島の8駅を設置。起点である大船から終点の湘南江の島の間はおよそ14分で結ばれ、主に沿線住民の通勤通学の足として利用されています。最大で地上9mにも達する路線からは、天気がよければ富士山や相模湾などの眺望も楽しめます。

『空を走る銀の風! 湘南モノレール全線乗車の旅』

湘南モノレール
湘南江の島~大船

1日目

1月23日 木曜日

出演者

キャスター
安井千紘 ( やすいちひろ )
湘南モノレール案内
湘南モノレール株式会社 総務部  戸井田純一 ( といだじゅんいち ) さん
湘南モノレール株式会社 大船駅駅長  須田忍 ( すだしのぶ ) さん

※中継時(18時~)は暗くなりますので、リハーサル時(16時ごろ)の写真も使ってご紹介しています


中継初日は湘南モノレールの湘南江の島駅からスタートしました。
湘南モノレールはこの鉄道中継シリーズ初登場です!

駅ビルは5階建てで、1階~3階は塾や喫茶店などのテナント。4階は切符売り場と改札口。最上階の5階がホームになっていました

湘南モノレールには8つの駅がありますが、駅員さんがいる駅は始点の大船駅と終点の湘南江の島駅の2駅だけ。ほかは無人駅なのだそうです

改札階に季節限定で設置されていたのは「新春干支スタンプ」。今年の干支である馬とモノレール車両を配したデザインがかわいらしいですね

湘南モノレールはレールに車両がぶら下がるタイプの懸垂式(けんすいしき)モノレール。詳しい仕組みや特徴を、湘南モノレール株式会社の戸井田純一さんに伺いました

5階のホームは眺望も抜群。前方には樹々におおわれた片瀬山が見えます

大船駅からやって来た車両が駅に到着しました。湘南モノレールの年間利用延人数はおよそ1,000万人。通勤・通学の目的で利用される方が多いそうです

1車両あたりおよそ50トンある車体は、3両で1編成。現在は21車両7編成で運行しています

大船駅長の須田忍さんに案内いただき、湘南江の島駅から大船駅までの全路線を乗車しながら中継させていただきました

湘南モノレールは藤沢市と鎌倉市の丘陵地帯を走行するため、路線には2か所のトンネルや、最高74‰(パーミル)という急勾配もあるそうです

山や住宅街を抜け、道路の上に出ました。最大で地上9mほどの高さを走行する車窓からは道路や車、家などがかなり下に見えます

歩行時は見上げている道路の信号機が足元に見えるのも、なんだか不思議な感じですね

道路は赤信号ですが、もちろんモノレールは止まりません。湘南モノレールの最高スピードは時速75kmということですから、かなりの速さです

中継日はあいにくの曇り空でよく見えませんでしたが、路線からは丹沢山地や富士山、相模湾なども望めるそう。四季折々の美しい眺望も湘南モノレールの魅力なのですね

およそ14分間の走行を終えて大船駅に到着~。快適な旅でしたが、やはり足元に地面があるとちょっと「ホッ」とします

大船駅改札で出迎えてくれたのは、湘南モノレールのマスコットキャラクター「しょもたん」。両手で持っている虹がトレードマークです



中継こぼれ話

■吊り下げタイプの懸垂式モノレールは、神奈川県ではここ湘南モノレールだけ。足元にレールがないため、最初に乗車した時は遊園地のジェットコースターに乗るような心細さでしたが、起伏に富んだ地形や道路の渋滞も関係ない安定した走行は、揺れも少なく快適でした。休日は江の島方面へ向かう観光の足としても利用されるからでしょうか、駅には顔を出して撮影できる記念パネルがいくつか設置されていましたのでご紹介します。

湘南江の島駅に設置されていた5000系車両のパネル。5000系は平成16年(2004)に誕生した湘南モノレールの新型車両です。となりにはシラス丼のパネルもありました
大船駅に設置されていたのは昨年誕生した湘南モノレールのキャラクター「しょもたん」のパネル。湘南モノレールのイベント時には「しょもたん」の着ぐるみも登場するそうです

写真と文章 : 小林孝子(鉄道沿線さんぽコーディネーター)