かながわ鉄道さんぽ

2日目
たまプラーザ

東急田園都市線編12月19日(木)~20日(金)放送

宮崎台 たまプラーザ

東急田園都市線とは?

東京急行田園都市線(東急田園都市線)は、東京都渋谷区の渋谷駅と神奈川県大和市の中央林間駅間を走る鉄道路線。昭和2年(1927)に玉川電気鉄道により二子玉川~溝ノ口間が開業。その後路線の延伸や経営会社の合併、名称変更が繰り返され、現在の路線は昭和59年(1984)に全通しました。東急田園都市線は商業施設やオフィスビルなどで賑わう渋谷地域と郊外の住宅地を結ぶため、通勤・通学による利用が多いのが特徴。路線総延長31.5kmには27駅が設置され、JRや地下鉄、私鉄との接続も整備。一日平均輸送人員は、東京急行路線のなかで一番多く、およそ116万人の利用があります。

『GO!GO!電車の魅力いっぱいの博物館で運転手体験など』

東急田園都市線
宮崎台

1日目

12月19日 木曜日

出演者

キャスター
眞方富美子 ( まがたふみこ )
東急田園都市線案内
東京急行電鉄 広報部  栁澤成行 ( やなぎさわまさゆき ) さん
博物館案内
電車とバスの博物館 館長代理  宮本英明 ( みやもとひであき ) さん
花屋案内
都倉生花店 店長  青山進 ( あおやますすむ ) さん

※中継時(18時~)は暗くなりますので、リハーサル時(16時ごろ)の写真も使ってご紹介しています


中継1日目は東急田園都市線の宮崎台駅からスタート!この日はあいにくの雨降りで気温も低下。東京・横浜地方は12月に入って一番の寒さとなりました

東急電鉄広報担当の栁澤成行さんに田園都市線についてお話ししていただきました。渋谷から中央林間まで31.5kmにわたる線路には“踏切がない”など、みなさん知っていましたか?

ここ宮崎台駅のすぐ近くには電車の魅力がいっぱいつまった施設「電車とバスの博物館」があります。駅からは屋根つきのスロープがあるので移動もラクラク

あれ?田園都市線にはないはずの踏切が見えてきましたよ。「これは踏切の役割を知ってもらうため、博物館前に設置されたミニチュアなんです」と栁澤さんが教えてくれました

電車とバスの博物館は昭和57年(1982)に開館し、平成15年(2003)に現在地へ移転してきました。博物館に入館するには、まず「博物館駅」と書かれた券売機で入館券を購入して…

入館券を自動改札機に通して入るようになっていました。電車に乗るのと同じ手順で入館できるなんて楽しいですね

ここは博物館の2階。「デハ3450形」という車両が、車体と車体下にある動力部分とに分けて展示されていました

案内をしていただいたのは、館長代理の宮本英明さん。宮本さんは鉄道学校で学び東急線の運転手として活躍した方で、電車にとっても詳しいんですよ

デハ3450形は昭和6年(1931)~11年(1936)にかけて製造されて活躍した車両。ここでは車両全体ではなく、一部を切り取った“カット車両”の展示になっています

運転台もほぼ当時のまま。展示ではレバーやスイッチを操作するとモーターが動き出したり止まったりする仕掛けになっているため、運転手気分も味わえます

宮本さんに教わりながら、パンタグラフと言われる集電装置の上げ下げも体験した眞方キャスター。「ガシャン、ガシャン」といった臨場感ある音も中継を盛り上げてくれました

3階の鉄道模型コーナーにやってきました。ここでは実物のおよそ 1/87縮尺にあたる“HOゲージ”と呼ばれる鉄道模型を走行させることができます

鉄道模型の走行をモニターで確認しながら「駅では定位置に停車」「信号が青になったのを確認して発車」などの決まりも体感。遊びながら電車の安全な走行について学べるようになっているんですね

昔の制服や、腕章、道具類などが展示されたコーナーもありました。宮本さんが紹介してくれた“ダッチング”と呼ばれる日付機や改札鋏(かいさつきょう)などは、自動券売機や自動改札がなかった頃に使われていた道具です

その隣には昭和30~40年代頃の高津駅を一部復元した建物もありました。木製の窓口に「出札口(しゅっさつぐち)」と書かれた青い札がかかっているのがわかりますか?出札口とは切符を販売する場所のことです

ガラス窓から中を覗いてみると、駅名のはんこが入ったケースがありました。このはんこは定期券を作る際に使われていたもの。当時は駅員さんが1枚1枚はんこを押して定期券を作っていたんですね

宮本さんにお願いして、改札鋏を「カチカチカチ・・・」とリズミカルに動かしながら切符に鋏(はさみ)を入れる動作を再現してもらいました

「ラッシュ時などはかなりのスピードで切符に鋏を入れなくてはならず大変でした。自分の手を挟んでしまい、血豆を作ったこともあります」と改札鋏にまつわる思い出も披露してくれた宮本さん。ご案内いただきありがとうございました

博物館を出て宮崎台駅周辺を散策していると、店頭にクリスマスツリーを飾っている花屋さんを見つけました

店内は赤やピンクなど暖かみのある色がいっぱい。シクラメンやポンセチアなどの鉢花は、色数が少なくなる冬期の贈答品として人気だそうです

お話を伺った店長の青山進さんはジャンパーにマフラー姿。「生花を扱う花屋は暖房を入れられないので、この季節はたくさん着込んで働いています」と笑って話してくださいました

クリスマス向けの飾り花として、赤、緑、白のクリスマスカラーを意識した花のアレンジを作ってくれた青山さん。こんなお花があれば食卓も一気に華やかになりそうですね



中継こぼれ話

■宮崎台駅に隣接する「電車とバスの博物館」は4階建て。道を挟んで別館もあるため、施設の総面積は2,350㎡にもなります。広~い館内にはベビーカー置き場や食事可能な休憩室、授乳室なども備わっていて、日中は子ども連れのお母さんの姿が多く見られました。本物の電車やバスの車両がいくつもあり、運転などの体験もできるこの施設。混雑時は順番待ちの列ができるため、体験には制限時間を設けることもあるそうですよ。中継は閉館後の時間帯だったため、順番待ちをすることなくご紹介できてよかったです

1階にある案内板やベンチも電車のホームそっくり!
中継では紹介しませんでしたが「電車とバスの博物館」ですから、もちろんバスの展示もあります
中継にご協力いただいた博物館のみなさんと記念撮影。背景の車両は、かつて渋谷駅~二子玉川園駅(現在の二子玉川駅)を走っていた路面電車の車両なのだそうです

写真と文章 : 小林孝子(鉄道沿線さんぽコーディネーター)

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