かながわ鉄道さんぽ

2日目
桜木町

JR根岸線編9月19日(木)~20日(金)放送

新杉田 桜木町

JR根岸線とは?

横浜市西区の横浜駅から中区、磯子区、港南区、栄区を経由し、鎌倉市の大船駅までを結ぶ全長22.1kmの鉄道路線です。昭和39年(1964)に桜木町駅~磯子駅間が開通したのを皮切りに延伸を重ね、昭和48年(1973)の4月に横浜市南部の主要路線として全通しました。開通当初は、根岸や磯子などの臨海工業地帯へ従業員や貨物を運ぶ役割が中心でしたが、沿線の宅地化が進むにつれ生活路線としての需要が増加。桜木町駅、関内駅といった横浜市の中心部には官庁のほか観光名所も多いため、地元住民だけでなく観光客にも親しまれています。

『中秋の名月にちなみ、お月見団子の話題や琴の演奏など』

JR根岸線
新杉田

1日目

9月19日 木曜日

出演者

キャスター
安井千紘 ( やすいちひろ )
和菓子屋案内
甘味処 菓子一 菓子職人  相原一司 ( あいはらかずし ) さん
お琴教室案内
琴美会 生田流師範 琴美会々主  寺井恵子 ( てらいけいこ ) さん
琴美会 生田流師範  大江美恵 ( おおえみえ ) さん、 琴美会 生田流師範  寺井奈美 ( てらいなみ ) さん
琴美会生徒のみなさん

※中継時(18時~)は暗くなりますので、リハーサル時(16時ごろ)の写真も使ってご紹介しています


JR根岸線の新杉田駅前にやって来ました。新杉田駅にはJR根岸線のほかに横浜新都市交通・金沢シーサイドラインも乗り入れています

駅前から道路を挟んで反対側にある商業施設に向かいます。駅からは高架式の連絡通路を使って移動できるので、雨の日でも濡れずに行けますね

商業施設の4階はホールやギャラリー、練習室や会議室などを備えた「横浜市磯子区民文化センター 杉田劇場」。平成12年にオープンしたこの施設はコンサートなどのほかにもさまざまな活動に使われ、地域の交流拠点となっています

“杉田劇場”という名前は区民文化センターが新設された際に公募で決まったものですが、もともとは昭和20年代杉田で人気のあった大衆劇場の名前なのだそう。半世紀ぶりに復活した名前に区民のみなさんも親しみを感じているそうです

ロビーには、旧杉田劇場の面影を伝える写真と当時のパンフレットが飾られていました。そのパンフレットは歌手の美空ひばりさんが旧杉田劇場に出演した時のもの! 地元磯子区生まれのひばりさんは当時8歳だったそうです

駅前の商業施設を出て西へ向かうと「ぷらむろーど杉田」商店街がありました。商店街の先には京浜急行杉田駅もあるため、多くの人たちが商店街を行き交っています

商店街の「ぷらむろーど」という名前は“梅の道”という意味。かつてこの辺りが梅の産地だったことに由来しているそうですよ

さて、中継の19日は「暦上の“中秋の名月”が満月と重なる」日。お月見に欠かせない?月見団子を目当てに老舗の和菓子屋さんを訪ねました

和菓子屋のご主人、相原一司さんに月見団子の売れ行きを訪ねると、3段重ねの月見団子は午後5時には完売してしまったとのこと。
その後も月見団子を求めるお客さんが後を絶たないことから「今日は天気が良かったから売れ行きもよかった。もっと作っておけばよかったねぇ~」と笑っていらっしゃいました

月見団子は完売してしまいましたが、店頭にはうさぎの薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)や柿や桔梗を模した生菓子などが並び、名月をめでるのにピッタリ!秋の風情を感じますね

こちらのお店は和菓子屋さんですが、杉田に縁の深い梅の販売もしていました。それはかつてこの地域で栽培されていた“杉田梅”という品種の梅干し。さて、お味は…?

あまりの酸っぱさに顔をしかめる安井キャスター。それもそのはず、種が小さいため果肉が多く、酸味が強いのが杉田梅の特徴なのだそうです

かつては梅林が広がり、海も近かったという杉田のことを話してくれた相原さん。どうもありがとうございました~

商店街を抜け、マンションの一室にやってきました。素敵な着物姿で出迎えてくれたのはこちらで琴の教室を主催している寺田恵子さんです

「琴は桐の木で作られます。長さは180cm、幅は30cmほど。通常13の弦(糸)が張られています。楽譜は縦書きで、漢数字や三角などの記号が書かれていました

13弦の琴より一回り大きい、17弦の琴がこちら。大正10年に琴の演奏家で作曲家の宮城道雄によって作られた比較的新しい楽器で、今では低音を奏でるのに欠かせない存在だそうです

教室に通われている生徒さんのなかには、「自分の子どもも琴を習い始めたのでいつか親子で合奏してみたいです」と話してくれた方もいらっしゃいました。楽しみですね

せっかくなので、お集りのみなさんで一曲披露していただきました。曲はお月見にピッタリな「荒城の月」です

お世話になったみなさんと記念撮影~。弦楽器のしみじみとした生演奏にうっとり聴き入った方も多いのではないでしょうか

中継後の夜空。本当にまん丸なお月さまを見ることができました!



写真と文章 : 小林孝子(鉄道沿線さんぽコーディネーター)

2日目
桜木町


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