かながわ鉄道さんぽ

2日目
平塚

JR東海道線編6月20日(木)~21日(金)放送

大磯 平塚

JR東海道線とは?

東京と京阪神を結ぶ東海道線は全長589.5kmの大幹線。そのうちJR東日本が管轄するのは東京~熱海間104.6kmです。東京を始発とした路線は東京湾に沿うように南下し、川崎、横浜、といった神奈川県の主要都市を通過。保土ヶ谷、戸塚、大船といった丘陵地帯を抜け、その後は相模湾の湾岸地帯である茅ヶ崎、大磯、国府津、湯河原などを通って静岡県へと延伸します。路線の一部、新橋(後の汐留貨物駅、現在は一部が旧新橋停車場跡)~横浜(現在の桜木町駅)間は明治5年(1872)開業した日本初の鉄道。誕生から140年を過ぎた今も旅客、貨物の要として利用されています。

『地元の“宝”で大磯の活性化を図る』

JR東海道
大磯

1日目

6月20日 木曜日

出演者

キャスター
小村弥生 ( こむらやよい )
食料品店案内
地場屋ほっこり 店長  河野昭彦 ( こうのあきひこ ) さん
大磯散策案内
農業 たいようまるかじり  渡邉幹 ( わたなべもとき ) さん
NPO法人 西湘をあそぶ会 代表  原大祐 ( はらだいすけ ) さん
大磯港食堂案内
めしや大磯港 ホールスタッフ  戸塚麻友 ( とつかまゆ ) さん

※中継時(18時~)は暗くなりますので、リハーサル時(16時ごろ)の写真も使ってご紹介しています


中継1日目はJR東海道線の大磯駅から。オレンジ色の三角屋根が可愛らしいですね

平成12年に国により「関東の駅百選」にも選ばれた木造駅舎は、改札部分の天井が高くなっており、明かり取りの窓やランプ風の照明がついています

大磯はかつて東海道の宿場町として栄え、後に別荘地として有名になりました。明治時代は首相8人(伊藤博文・山縣有朋・大隈重信・西園寺公望・寺内正毅・原敬・加藤高明・吉田茂)が別荘や邸宅を持っていたため「明治政界の奥座敷」とも呼ばれていたそうです

駅の向かいにある食料品店に立寄りました。こちらのお店は大磯や相模湾産などの地場産物と、それらを素材とした手づくりの総菜を販売しています

オーナーの河野昭彦さんにお店を案内していただきました。
夕方の時間帯、店内はお客さんでいっぱいですね

おすすめの品として紹介していただいたのは、昨年末に発売が始まった“地魚の生ハム”。港に揚げられたものの、商品価値がほとんどなかった小さな魚を有効活用するため、大磯の漁業関係者が考案したそうです

ほのかな燻製の香りやクセのない風味が話題となって売れ行きも上々というこの品。漁獲高の減少や価格低迷に悩む大磯の漁業関係者にとって明るい話題になっているとのことでした。
河野さん、ありがとうございました|~

さて、次は大磯の活性化に尽力している青年、渡辺幹さんと原大祐さんのおふたりと大磯の町を散策します

渡邉さんは大磯で就農し、無農薬野菜を栽培している26歳。大磯育ちですが実家は農家ではないため、県の認定就農者資格を取って2年前に農業を始めたそうです。先ほどの河野さんのお店にも渡邉さんが育てた野菜が並んでいました

“大磯で新規に農業をはじめた珍しい若者がいる”といったうわさが広がり、様々な人との交流が生まれたと話してくれた渡邉さん。そうした人との出会いから原さんが主宰する地域活性化活動にも参加。荒廃していた田んぼを再生させ酒米を育てお酒を造る「僕らの酒」プロジェクトでは田んぼの管理人として活躍しています

「僕らの酒」や「正月に箱根駅伝を見ながらみかんを食べるための無農薬こたつみかんを育てる」プロジェクトなど、大磯で遊び心ある取り組みをしている原さんは「大磯は何もないようでいて、まだまだ宝がある。楽しく続けられる取り組みで地域活性化につなげたい」と話してくれました

渡邉さん、原さんとお別れし、やってきたのは大磯港。雨のため港に人影は少なく、ひっそりとしています

お邪魔したのは大磯港内にある大磯漁協直営の食堂。3年前にオープンしたこのお店を、スタッフの戸塚麻友さんに案内していただきました

「料理は水揚げされた地魚を見てから決めるため、メニューは店内の黒板に書いているんです」と話してくれた戸塚さん。強風や台風など時化(しけ)で漁がない日はお休みになってしまうそうです

美味しい魚料理でご機嫌のお客さんたちにもインタビュー。休日は行列ができるほど混雑することもあるため、なるべく平日に来ているとのことでした

「今日のおすすめは何ですか?」という小村キャスターの問いに料理長が出してくれた料理は“ 特大本カマスの塩焼”と、“本カマス、シメサバ、真アジのお刺身”!

肉厚でプリプリとしたお刺身の歯ごたえに、自然と笑みがこぼれる小村キャスター。おいしそうですね~

番組終了後食堂にいたみなさんと写真撮影。小雨が降り続くあいにくの天気でしたが、おいしい締めくくりの大磯中継となりました



写真と文章 : 小林孝子(鉄道沿線さんぽコーディネーター)

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