かながわ鉄道さんぽ

2日目
座間

3日目
相模大野

小田急小田原線編 4月18日(水)~20日(金)放送

海老名 座間 相模大野

小田急小田原線とは?

小田急小田原線は、東京都の新宿駅と神奈川県の小田原駅を結ぶ、路線延長82.5kmの鉄道路線。昭和2年の開業当初は36だった駅も、沿線需要にともない増加。現在は47駅が設置されています。東京都の副都心、新宿駅から神奈川県西湘地域を結ぶこの路線は、東京圏や沿線にある企業や大学などへの通勤・通学のほか、神奈川県内の伊勢原(大山)や小田原・箱根方面への観光というふたつの側面をあわせ持つのが特徴。川崎市、相模原市、座間市、海老名市など、神奈川県下でも数多くの自治体が関係する路線となっています。また、こうした路線の利便性を高めているのが、特急「ロマンスカー」。
最新技術とデザインを取り入れたロマンスカーは小田急電鉄の象徴でもあります。

『小田急の宝を巡る! 海老名電車基地と電車模型店』

小田急小田原線
海老名

1日目

4月18日 水曜日

出演者

キャスター
坂井好江 ( さかいよしえ )
海老名電車基地案内
海老名検車区長  上野義孝 ( うえのよしたか ) さん
電車模型店案内
ポポンデッタwith小田急トレインギャラリー スタッフ  山崎翔悟 ( やまざきしょうご ) さん

※中継時(18時~)は暗くなりますので、リハーサル時(16時ごろ)の写真も使ってご紹介しています


小田急小田原線の海老名駅は、JR相模線や相鉄線とも交わるターミナル駅。今月は駅に隣接している「海老名電車基地」から中継が始まりました

海老名電車基地の敷地面積は56,413㎡。東京ドームの約1.2倍というかかなり広い敷地です。小田急電鉄が保有する車両の約6割がこの基地で点検や整備を受けているそうです

検車区のレールに停まっているのは通勤電車の『8000形』。レールの左右に足場が設けてあり、そこで作業する人たちの姿も見えました

基地を案内いただいたのは、検車区長の上野義孝さん。昭和53年入社以来、メカニック一筋!小田急の歴代車両を整備してきた方です

海老名電車基地検車区の仕事は大きく分けて3つ。
まずは法令に基づく車両の検査、2つ目は車両トラブルや不具合の調査、3つ目は、始発電車が出発する前の準備や、入庫した電車の整備とのことでした

この海老名電車基地には、新幹線のルーツとしても知られる流線形のロマンスカー『SE3000形』が眠っています。鉄道史に残る名作を一目見たいと、保管庫に案内していただきました

シャッターの向こうに堂々とした姿を現せた、特急形車両『SE3000形』。バーミリオンオレンジとシルバーグレーの配色や流線形の先頭部など、電車と言えば四角い箱形が定着していた当時、画期的なフォルムだったそうです

名前につけられたSEはSuper Expressの略。新宿~小田原間を60分で結ぶという高速鉄道の先駆けとして、実物大の車体模型を100以上作って実験を繰り返し、軽量化、定重量化、空気抵抗を追求してこの車両が誕生しました。車内もデラックスですね~

『SE3000形』は昭和32年に行われた高速走行実験で145km/hという世界最高速度を記録しました。高度成長期の象徴として、多くの人が憧れ乗車した特急形車両は、今後も小田急の宝として大切に保存されることでしょう

中継時にお世話になった皆さんと保管庫の前でパチリ!
この『SE3000形』は、毎年秋に開かれる小田急電鉄「ファミリー鉄道展」で一般公開されることもあるそう。興味のある方は情報をチェックしてみてください

さて、次は鉄道模型店にやってきました。このお店は小田急海老名駅東側に

店内に入るとすぐ2m×5mほどもある大きなジオラマが…。これはレンタルレイアウトと呼ばれるもので、模型電車を走らせて楽しむ装置。時間でお金を払って利用するそうです

川や駅、海や山などさまざまなシーンを模したジオラマは、小田急線沿線をイメージしたものだとか。よく見ると湘南を思わせる海や鎌倉を思わせる大仏さま、小田原を思い起こさせるお城などがありました

こちらを案内いただいたのは、スタッフの山崎翔悟さん。このお店はレンタルレイアウトや鉄道模型、鉄道関連書籍の販売だけでなく、小田急線関連の希少な展示があるのが特徴です

小田急線の年表や、先頭車両に取り付けるプレート、昔の切符や制服など、店内の一角には小田急線の歴史を物語るお宝がいっぱい!なかでも実際に使われていた運転台がそのままの形で展示されているのには驚きました

この運転台は、1969年(昭和44年)に登場した小田急線の通勤車両『5000形』。本物を車両から切り出して設置してあり、当時のスイッチやレバーを触ったり、警笛を鳴らしたりすることもできます

「模型で遊ぶ、乗車して楽しむ、写真を撮影して楽しむ、音を聞いて楽しむなど、鉄道は楽しみ方もいろいろあります」とお話しいただいた山崎さん。年齢や性別に関係なく多くの方がお店に訪れているのも納得ですね

中継終了後に山崎さんと記念撮影~。初日はまさに小田急の宝をめぐる中継となりました!



中継こぼれ話

■海老名電車基地内の事務所前に貼られていたのは、なんとロマンスカーSE3000形の運転開始を告げる当時の
大型ポスター。SEのカラーリングも手がけた宮永岳彦さんの制作です

このポスターは実は複製でした。当時のオリジナルポスターは大変
稀少で、見つかればかなりのプレミアがつくのは間違いなし!だそう
です


写真と文章 : 小林孝子(鉄道沿線さんぽコーディネーター)

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