かながわ鉄道さんぽ

2日目
汐入

3日目
横須賀中央

京急本線編 1月18日(水)~20日(金)放送

浦賀~追浜 汐入 横須賀中央 浦賀~追浜

京急本線とは?

京急本線は、東京都港区の泉岳寺駅と神奈川県横須賀市の浦賀駅をむすぶ鉄道路線。昭和6年12月に横浜~黄金町駅間が開通し、現在の京急本線が全線開通しました。総延長およそ57kmの路線には50駅を設置。うち36駅が神奈川県東部、川崎市、横浜市、横須賀市の3市にあります。神奈川県東部地域を南北に走る京急本線は、地域住民の生活や通勤を支える路線であるほか、三浦半島方面の観光路線としても知られています。

『京急本線で横須賀エリア縦断の旅と、商店街運営ワイナリー』

京急本線
浦賀~追浜

1日目

1月18日 水曜日

出演者

キャスター
小村弥生 ( こむらやよい )
京急本線案内
横須賀中央駅駅長  小原忠 ( おばらただし ) さん
横須賀おっぱまワイン ワイナリー案内 
協同組合追浜商盛会 ワイナリー部長  安西大明 ( あんざいひろあき ) さん

※中継時(18時~)は暗くなりますので、リハーサル時(16時ごろ)の写真も使ってご紹介しています


今月の中継は京急本線の横須賀エリアです! 初日は京急本線の終着駅である浦賀駅から横須賀中央まで電車の中から中継しました。案内いただいたのはこの路線区間を管轄されている横須賀中央駅の駅長、小原忠さんです

浦賀駅で敬礼する小村キャスターと小原駅長さん。 ふたりとも中継に向けて気合い十分です! 敬礼は手先が耳の上にくるようにするのがコツなのだそう。さすが駅長さん、ポーズがきまっていますね

浦賀駅は昭和5年に開業。当時浦賀にはドック(造船所)があり、造船の町として栄えていました。最盛期にドックで働いた人は3000人以上! 横浜にある帆船日本丸などの大型船を1000隻以上も製造したそうです。しかし、造船業の衰退とともに平成15年(2003年)に閉鎖。現在はフェンスに囲まれた跡地となっています

浦賀と言えば、ほかにも黒船来航で知られるアメリカ海軍提督のペリーや、たたら浜(観音崎)に上陸した日本が世界に誇る!?怪獣ゴジラなども有名です。そうそう、京急浦賀駅の電車接近音はゴジラのテーマ。♪たららん、たららん、たららららららららん~♪といった軽快なリズムは中継でもお届けしましたね

浦賀駅から横須賀中央駅までは駅長の小原さんと一緒に乗車し、車窓の風景を眺めながら中継。かつては遠浅の海が広がっていた馬堀海岸や、海上に見える猿島、横須賀出身の歌手、渡辺真知子さんが住んでいた堀之内など、それぞれの駅にまつわる話をうかがいました

小原駅長とは横須賀中央駅でお別れし、私たちはそのまま乗車して追浜駅(おっぱま)へ。追浜駅は横須賀市の最北にある駅で、お隣はもう横浜市金沢区です

追浜駅を降り、国道16号線に沿って商店街を歩きます。この商店街には「追浜商盛会」という協同組合があり、飲食店や食料品店、衣料品や薬局、花屋に不動産屋さんなどあらゆる業種の店舗が50以上加盟しています

そして驚いたのは、何と商店街運営のワイナリーがあることです! 日本初だというこの試みのきっかけは、関東学院大学生と追浜商盛会がコラボレーションした町おこしプロジェクト。そこから計画が発展し、2005年に醸造免許を取得してワイン醸造がはじまりました

追浜商盛会や追浜観光協会などが共同経営する「こみゅに亭カフェ」も町おこしプロジェクトのひとつ。「こみゅに亭カフェ」は空き店舗を有効活用した交流スペースで、飲食や物販スペースもあります

こみゅに亭カフェの隣にあるのが、ワイナリー。外観はごく普通の店舗スペースですね。ここで醸造されているワインは「横須賀おっぱまワイン」の名称で、横須賀地域で販売。最近は知名度も上がり、横須賀土産として定着してきました

ワイナリーの案内は醸造の責任者である安西大明さん。商店街で酒屋さんを営んでいますが、だからといって最初からワイン造りができた訳ではありません。ワインを造るため、最初は山梨や岡山のワイナリーへ勉強しに行ったそうです

小村キャスターと安西さんの目の前にあるのが、ワインの醸造タンク。ステンレス製で直径1m、高さ170㎝ほどの円柱形をしています。
このタンクひとつで、720mlのワインボトル1000本分のワインが醸造できます

「横須賀おっぱまワイン」は、現在横須賀市の水源地、走水(はしりみず)の水を使っています。走水水源地の水はカルシウム等を多く含んだ地下水で、昔から美味しいと評判。この水を使うことでワインもより良質なったそうです

ワインの仕込みから醸造、瓶詰めまでのすべての行程にともなう作業は、追浜商盛会の有志が無償で行っています。発酵状態を見ながら温度管理し、発酵を止めて瓶詰。熱処理やラベルを貼るのもすべて手作業です

「ポンッ!」というコルク栓を抜いた音、ワインをグラスにつぐ中「コポ、コポ、コポ」という音。どちらも中継でお届けしましたが、お聞き頂けましたか? ラジオを聞きながらワインを飲みたくなった方もいらしたのではないでしょうか

「雑味がなくて、スッキリとした味。とっても飲みやすいですね」とワインを飲んで中継を締めくくった小村キャスター。ワインの芳醇な香りが立ちこめるワイナリーからの中継でした~

中継でお世話になったいただいた追浜商盛会のみなさんと記念撮影。安西さんと小村キャスターをはさんで、左端が追浜商盛会代表理事の織田俊美さん、右端が追浜商盛会専務理事の高橋雅夫さんです。みなさん背が高いですね



中継こぼれ話

■中継ではお伝えできませんでしたが、小村キャスターが打栓機でのコルク栓入れにチャレンジ。ワイン瓶にコルク栓をする手動の機械は、グッと力を入れなければなりませんが、思ったより簡単にできたようです。

まずワインボトルを固定させ、機械の穴にコルク栓を入れます
レバーをグッと手前に引くとコルク栓が圧縮され・・・
そのまま力を入れてレバーを倒すと、コルクがビンに押しこめられます
ほら、ビンの口を見てください。見事、コルク栓が入りました~

写真と文章 : 小林孝子(鉄道沿線さんぽコーディネーター)

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