2017年12月20日 (水)『より身近な存在に 鎌倉彫』 竹平晃子


竹平晃子2017年画像

今年も残すところあと10日ほどとなりました。みなさん、新しい年に向けての準備は進んでいらっしゃいますか?すでに大掃除が億劫になっているキャスターの竹平晃子です♪

 

 

 

 

先日19日(火)のひるまえほっとでは、鎌倉を代表する伝統工芸品の「鎌倉彫」をご紹介しました。

みなさん、「鎌倉彫」ってどんなものかご存じですか?

鎌倉彫とは、木地に草花などの彫刻を施し、漆を塗って作られるもので、独特な技法によって際立つ彫りの図柄と、表面に残された彫刻刀の跡が特徴なんです。鎌倉時代に仏像や仏具を手掛ける仏師たちが作ったのが始まりとされ、その歴史は700年あまりにのぼります。

 

しかし手作業と漆塗りで作られる鎌倉彫はどうしても値が張るため敬遠されがちで、持っていても特別な時にしか使ってもらえないなど、課題がありました。もっと身近に、もっと気軽に使ってもらいたいと新しい魅力を加えて発信しようとする人たちを取材しました。

 

放送はぜひこちらのページから見てみてくださいね♪
http://www.nhk.or.jp/yokohama/movie/

 

取材でお世話になった方々をご紹介します!

 

まず訪ねたのは鎌倉彫の資料館。併設されているカフェでは何と!お盆や器・箸・箸置きに至るまで鎌倉彫を使って食事を楽しむことができるんです。

 

精進・刻御膳

食事は1500円ほどのメニューなんですが、このセットだけで使われている鎌倉彫は15万円以上もするんです!このカフェを考案したのは館長の後藤尚子さん(中)と、店長の福原学さん(左)。

 

鎌倉彫カフェ

「実際に使って体感してもらいたい!」そんな思いで開かれているカフェです。鎌倉観光の際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね♪

 

 

続いて訪ねたのは鎌倉彫の工房。強い印象のある鎌倉彫に、柔らかい感性を加えた新たな作品を生み出しているのが、この道42年の職人・青山常昭さんと妻の早苗さんです。

 

青山夫妻と

青山工房・鎌倉彫集合青山工房・鎌倉彫作品青山工房・鎌倉彫 弁当箱

早苗さんが図案を担当し、常昭さんがそのデザインを形にしていくのですが、夫婦二人三脚で生み出す作品がとってもステキなんです。

 

早苗さん

青山さん作業

放送では、鎌倉彫の職人技もわかりやすく解説していますよ♪

 

そして最後にご紹介したのは・・・鎌倉彫のウクレレ♪製作しているのは、この道36年の職人・岡英雄さんです。

 

鎌倉彫ウクレレ♪岡英雄さん

「え!?これって鎌倉彫なの!?」と思われるかもしれませんが、ちゃんと鎌倉彫の技術を使って作られているんですよ。これまで1000本以上を手掛けてきた岡さん渾身の鎌倉彫ウクレレ、音色もあることながら見た目もとってもかっこよくて人気なんです!

 

 

新たな魅力が加えられ、今改めて注目を集める鎌倉彫。伝統の技術はそのままに、より身近な存在へと変わりつつあります。年末年始などに鎌倉を訪れる際は、ぜひこうした鎌倉彫や伝統工芸品に目を向けてみてはいかがでしょうか?

 

今回の企画を作るにあたって、取材先のみなさんに鎌倉彫の歴史・彫り方・塗り方・独自の特徴についてゼロから教えていただきました。鎌倉彫はとても奥が深いもので、無知な私は取材先のみなさんに何時間にも渡って質問攻めにしてしまったのですが、みなさんが根気強く丁寧に教えてくださったおかげで、今回の放送を無事に終えることができました。本当に感謝しています。ありがとうございました。

 

 

さて年内の私のブログはこれにて終わりです。12月に入りいきなり更新頻度の上がった私ですが、来年も筆無精に戻ることなく、日々の放送の様子をお伝えしていこうと思います。

 

それではみなさま・・・メリークリスマス♪

 

クリスマスマーケット

そして、よいお年を。

 

 

 

竹平晃子

投稿時間:17:00

コメント

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲