2011年03月25日 (金)「祈りのオルガンコンサート」 船本 由佳


みなとみらいホールで毎月開催している「オルガン1ドルコンサート」。

入場料'1ドルまたは100円'という、気軽な気持ちで楽しめるパイプオルガンのコンサートとして、番組でもご紹介したことのある催しです。

 

今月は、岩手からオルガン奏者の渋澤久美さんを招いて行う予定でした。
渋澤さんがホールオルガニストをつとめる盛岡市民文化ホールは地震直後に避難所となり、渋澤さんも避難してきた人のために働いたそうです。

渋澤さんが演奏するコンサートは中止になりましたが、みなとみらいホールゆかりのオルガン奏者が集まり、「被災地に心をよせて」と題した入場無料のコンサートを行うことになりました。

 

パイプオルガン今回のコンサートでオルガンを演奏したメンバーは「The Yokohama Lucys」の9人です。
横浜みなとみらいホールでは、ホールに設置されたパイプオルガン(愛称ルーシー)を使い、プロのオルガニストを目指す人を支援するため、ホールオルガニストとしての仕事を実地で研修できる「オルガニスト・インターンシップ・プログラム」を毎年行っています。横浜みなとみらいホールのメインオルガニスト三浦はつみさんの指導のもと、毎年一人のインターンシップ生を受け入れていて、いままでに9人が卒業しています。
渋澤さんは、このインターンシッププログラムの初代卒業生のオルガニストなんです。今回演奏したのは、インターン生としては渋澤さんの後輩に当たる8人とオルガン指導の三浦さんの9人です。出られなくなってしまった渋澤さんのために、そして被災地へ祈りの思いを届けたいと演奏しました。


お昼の間の1時間という短いコンサートでしたが、なんと1540人もの人がオルガンの音色を聴きに訪れ、コンサートの後に設置した義援金箱には150万円を超える義援金が集まりました。

投稿時間:12:00

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