2010年02月26日 (金)「冬の京都路、疾走す」中澤輝
いきなりですが、10数年前、私は修学旅行で「京都」を訪れました。中学の時は2泊3日で、高校では3泊4日で、古の都の歴史と雅な雰囲気を堪能しました。
生まれ育った長野県長野市の公立中学校・高校の多くでは、修学旅行先と言えば…京都・奈良!これが一般的でした。
その京都へ仕事で足を運ぶことになるとは…、当時の中澤少年は考えていなかったと思います。
1月17日(日)、西京極陸上競技場をスタート&フィニッシュに、京都国際会館を折り返す「第28回全国都道府県対抗女子駅伝」が開催されました。
42.195キロの距離を9つの区間に分けて、47都道府県のランナーが襷(タスキ)をつなぎました。
走るのは、各都道府県を代表する中学生~社会人。故郷の誇りを胸に一本のタスキをつないでいく特別な大会です。
中学生や高校生は、先輩として憧れ続けてきた大学生・社会人ランナーと共に走る喜びが感じられる。一方、大学生・社会人選手は、中学生・高校生のひたむきな姿に刺激を受ける。
この大会には、世代を超えてタスキをつなぐ意味があります。
NHKでは、毎年、テレビ&ラジオで中継しています。私は、中継所のリポーターを担当しました。 その場所は、第4&第6中継所。
第4中継所は、折り返し場所となる京都国際会館までの登り坂4.1075キロを走る5区ランナーの出発点。第6中継所は、なだらかな下り坂ですが、90度の直角カーブが3か所を走り抜ける4キロ。7区走者の出発場所。共に、高校生から高校生へとタスキが渡る地点です。同じ高校の部員同士のタスキ渡しもあれば、普段はライバルとしてしのぎを削っている他校選手間のタスキリレーもあります。
そして、全国の好敵手が一同に顔を合わせ、同じコースを走り切る区間でもあります。
1区からタスキがつながれて来る間、黙々とウォーミングアップを続ける選手たち。柔軟体操や休憩のタイミングを見計らって、私は取材を試みました。
「レースプランは?」「体調は?」「意識する選手は?」「どんな想いで走る?」…etc。
矢継ぎ早に質問する私。一言ひとことを噛み締めるように言葉を紡ぐ年齢が一回りも年下の女子高校生ランナー。全国の舞台でも自身を見失わず沈着冷静な高校生を見ていて、競技は違えど全国大会が遠かった過ぎし日の私と比較せざるを得ませんでした。
レース結果は…私が見届けた5区でトップに立った“岡山県”がそのまま先頭を守り、悲願の初優勝を手にしました。
戦前の予想では、優勝候補の一角に名前が挙げられていた我らが【神奈川県】。順位は5位と、表彰台こそ逃しましたが、県最高記録を29秒も更新する2時間17分37秒でフィニッシュしました。
今大会掲げていた目標は、表彰台に立つこと(23大会ぶりの優勝奪還出来れば最高♪)&記録の更新。
目標の一つを達成したことは、来年以降の更なる飛躍に期待を抱かせてくれます。
大会前日、開会式が行われた京都会館

出場チーム毎に集まって写真撮影が行われました。神奈川県チームは最高の表情を見せてくれました。
去年の世界陸上選手権のマラソンで銀メダルに輝いた尾崎好美さんを中心にいつも笑顔!チームワークの良さが印象に残っています!!

少しハニカミながら、両手でハート・マークを作って写真に納まっていました♪

そして、選手たちを束ねたのが、内藤 篤史 監督。普段は、神奈川県立秦野高校で体育科教員。陸上部も指導しています。
私が向けたカメラに、選手以上のハニカミ笑顔を見せてくれました。

投稿時間:10:28
コメント
※コメントはありません
