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自由律句らぶ 案内
平成24年4月分
【番組内で紹介した投稿句】


【解 説】
⇒観察力が光っていますね。「ゆったりゆたり」という表現が素晴らしい。リズム感があって、若々しい感性です。

【解 説】
⇒この短律がいいですね。作者の置かれている状況が伝わるような手がかりを足し算するともっといいでしょう。こうしてみました。
●参考句●
 今日も命をつなぐ磯笛をふく

⇒「命をつなぐ」を足し算してみました。「命をつなぐ磯笛」って何だろう?と考えていくと、読む人の想像が作者の状況に近づくんではないでしょうか。

【解 説】
⇒少し説明になってしまいました。こういう場合は引き算をしましょう。「桜の花1輪2輪」は「桜」だけで十分伝わります。こうしてみました。
●参考句●
 桜数える指を春風が遊ぶ

⇒「くすぐったい」を少し詩的に表現して「遊ぶ」としてみました。「くすぐったい」を「春風が遊ぶ」にすると印象的で楽しくなります。
【解 説】
⇒これも引き算ができます。れんげは「一輪の」がなくても伝わります。最後の「小さい手が笑っている」という表現は見事です。手は笑いませんが、笑っていると思うことが印象的でいいですね。これも自由律句の表現方法の一つです。
⇒春らしい句になりました。おいしそうですね。この句も印象的にしてみましょう。思い切ってこうしてみました。
●参考句● 春をてんぷらにして蕗のとう
⇒「蕗のとう」を天ぷらにするところを、逆に「春をてんぷらにする」としてみました。これも主語が逆転しましたが、ふきのとうをてんぷらにして春を味わっている様子が印象的に伝わってきませんか?
 
【俳人の句】
【解 説】
⇒山頭火の句にはこんな明るい句もたくさんあります。この句は、中原中也の弟・呉郎達と湯田温泉で文学の話で大いに盛り上がっていた、その頃の句です。若い人たちと交流して新鮮な気持ちになっていたんでしょう。人と交流したときの新鮮な気持ちと春を感じた時の爽やかな気持ちが見事に表れています。窓を開けると全てが春、まるで心の窓を開けるといった印象がいいですね。

京都の河井寛次郎という明治生まれの陶芸家の言葉にこんなものがあります。  
◆窓あけて いのちの窓あけて もの見る  河井寛次郎
⇒春は、喜びや明るい力といったものを持っています。寛次郎は命の窓を開けて作品を作る意欲を高めようとしたのでしょう。春の前向きな力を山頭火は心の窓を開け、寛次郎はいのちの窓を開けて感じました。同じ感動です。
【その他の投稿句】 ※コンピューター環境で表示するため横書き表記としています。あしからずご了承ください。
中野昭子
(下関市・70代女性)
⇒イノシシも美味しいものを良く知っているようですね。「初」を削りイノシシの立場になってみると面白いかもしれません。
●参考句● 筍一本残して猪も春
中野昭子
(下関市・70代女性)
清水美枝
(山口市・70代女性)
⇒お元気ですね。草刈で疲れた体に沈丁花の香りがいいですね。「草刈女」が  よく効いています。
●参考句● 草刈女を善人にして沈丁の香
清水美枝
(山口市・70代女性)
宮川初子
(下関市・80代女性)
⇒便利になりましたね。リモコンで照明が自由に調節できるんですね。もう少 し手がかりがあると良かったかもしれません。
●参考句● 消灯にしよういい夢のリモコン
宮川初子
(下関市・80代女性)
濱田能婦子
(下松市・70代女性)
濱田能婦子
(下松市・70代女性)
⇒素晴らしことです。人生いつも今日から始まると思いましょう。
●参考句● 今年こそ新しい自分に出会う旅にする
37cafe
(山口市・30代女性)
皆川貢
(秋田県・50代男性)
⇒自然は力強いものですね。きっと「はず」の二文字は削ることになるでしょ う。その時は桜をしっかり褒めてください。
おろれっく
(周南市・30代女性)
takuonly
(宮崎県・50代男性)
takuonly
(宮崎県・50代男性)
⇒ツバメを見かける季節になりましたね。「風を切る」がツバメの動きを見事 に表現しています。
和侮。人
(下松市・60代男性)

角田誠
(岩国市・70代男性)

角田誠
(岩国市・70代男性)

⇒今年はなかなか暖かくなりませんでしたが、やっと春らしくなってきました。「猫丸くして」が可愛いいですね。「猫はコタツで丸くなる」という童謡がありましたね。

ほろほろ
(東京都・50代男性)

ほろほろ
(東京都・50代男性)

⇒「まずひとつ咲いてから」がいいですね。そして次々に春が満ちてくる。季節の変わり目を掴み詩的に表現しています。

佐伯吉郎
(山口市・90代男性)
佐伯吉郎
(山口市・90代男性)
⇒説明が多くなってしまいました。少し削ってみましょう。
●参考句● 新人が入ってホームは皆善人になる
前田壽義
(下関市・70代男性)
前田壽義
(下関市・70代男性)
⇒今年の春は強い雨や風がすごかったですね。
●参考句● 春一番竜になって風が舞う
竹田千恵子
(下関市・80代女性)
竹田千恵子
(下関市・80代女性)
⇒確かに凄い雷の日がありましたね。
●参考句● 季節の扉を開く夜明けの轟
増田壽恵子
(宇部市・70代女性)
増田壽恵子
(宇部市・70代女性)
⇒お参りできてご安心ですね。我が家の行事をやり遂げた達成感は疲れも快いものです。
青子
(東京都・50代女性)
青子
(東京都・50代女性)
⇒雲の動きで作者の心の動きまで表現されているような自然なリズムの句となりました。
形山弘子
(光市・70代主婦)
形山弘子
(光市・70代主婦)
⇒そうですね、うるさくて眠れないこともありますね。
●参考句● 夜をわがものにして猫の恋歌
四角い丸
(山口市・20代男性)
四角い丸
(山口市・20代男性)
⇒象徴的な句です。ワイパーがなければ先も見えない。青春のやり場のない閉塞感を表現していい句になりました。
●参考句● 雨ふる明日が見えない
岡本和子
(防府市・80代女性)
岡本和子
(防府市・80代女性)
⇒寂しくなりましたね。旅行が好きだったご主人はきっといい旅を続けておら れることでしょう。
●参考句● 遠い旅へ出た人のあの旅この旅
植田鬼灯
(光市・60代男性)
植田鬼灯
(光市・60代男性)
⇒積み重ねた人生、さまざまな荷を背負うことになりますね。
●参考句● 疲れた足が花を見ている
泰山
(周南市・60代男性)
⇒短律でいいですね。「桜サクサク」のリズムも「空は青い」とどこまでも明るく詠った表現もいいですね。
田淵良文
(宇部市・60代男性)
田淵良文
(宇部市・60代男性)
⇒植物はたくましいですね。うちの近所ではアスファルトを突き破って竹の子が出たりユリの花が咲いています。
●参考句● アスファルト突き抜けスミレの主張
大五郎
(山口市・60代男性)
大五郎
(山口市・60代男性)
⇒ハラハラと散る桜よりもいつまでも満開のままであって欲しいという気持ちですね。
●参考句● 満開のままがいい暮れるまで見ている
ボランテア
(防府市・70代男性)
ボランテア
(防府市・70代男性)
⇒古来より人々はそうして支え合ってきましたね。美しい習慣がありました。どうぞ続けてご活躍ください。標語風になってしまいましたので、自分が感じたことを詩的に表現する工夫をしてみましょう。
茶々
(防府市・70代女性)
⇒猫はしゃべってくれません。ああしたら良くなるのではこうした方がいいかしらと悩みながら具合の悪くなった猫を家族が見守っている様子がよく出ています。
滝部マーガレット
(下関市・70代女性)
滝部マーガレット
(下関市・70代女性)
⇒豪快でいいですね。暖かい日の人々の表情を見事に表現しています。季節感や身近な生活感を明るく表現しています。
よしあき
(下関市・60代女性)
よしあき
(下関市・60代女性)
⇒会話は今も続いているのですね。たくさんの思い出を連れて花の道を歩いている様子が目に浮かびます。
●参考句● いっせいに花あなたと歩いた道
荒木勉
(東京都・50代男性)
荒木勉
(東京都・50代男性)
⇒「この世は自分を見に来るところ何という素晴らしいところ」河井寛次郎  「人は自分を燃やして焚いてその火でものを見る」河井寛次郎   この作者に献上しましょう。
ニューヨークヤンキーズ
(岡山県・60代男性)
ニューヨークヤンキーズ
(岡山県・60代男性)
⇒「桜」を使わずカレンダーと満開だけで桜の事を表現しています。いいですね。 「花の命は短くて…」を地で行ったように咲いてまたたく間に散りました。遅い春で激しい風雨もあり足早に桜が北上していきましたね。
わんぱく旋風(周南市・60代女性)
⇒ローカル線の状況がよく出てほのぼのとします。
●参考句● ローカル線わたしとタンポポだけの乗客
(参考句:富永鳩山)
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