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自由律句らぶ 案内
平成24年11月分
【番組内で紹介した投稿句】
@


A
   
【解説】
<@句目>
⇒何のこだわりもなく美しい世界に浸りたい、そうした気持ちがよく出ています。もう少し感情を入れてみましょう。感情移入といいます。
●参考句● ときめきの色に会いたくて絵筆をとる
⇒「ときめきの色」と湧きあがる感情を言葉にして、新しい自分に出会えるといいですね。
<A句目>
⇒仕事の後の一杯と演歌が、作者の一日の締めなんでしょうね。動きを入れるともっといいでしょう。
●参考句● 演歌聴く夜の酒は湯呑みにする
⇒名詞で止めないで「湯呑みにする」とした方が句に動きが出ます。「手酌にする」にしてもいいと思います。
B

C


 
【解説】
<B句目>
⇒秋も深まり、ひと雨ごとに冷え込むようになりました。一つの句の中に秋と冬、二つの季節が入っています。両方の言葉を使わなくても状況を表現できるといいですね。
●参考句● ひと雨ごとの会話 お寒くなりました
⇒「自由律句らしく」やってみました。この季節は皆さんの会話の中に「寒くなりましたね」というやりとりが自然と出てきます。その会話を思いきって取り入れてみました。「生活に即した言葉で状況を表現する」ということを意識してみて下さい。また「会話」を強調するために「ひと雨ごとの会話」と「お寒くなりました」の間を一字空けましたが、「なんとなく」一字空けはしないようにして下さい。
<C句目>
⇒木々もすっかり冬支度を始めています。定型俳句になりました。 もっと空を見上げてみましょう。こんな発見もあります。
●参考句● 街路樹刈られ冬の空広くしている
⇒冬支度を更に他の方法で表現してみました。「冬の空を広くしている」ってどういうことかな?と、ある程度読者の想像力に任せてみるのも一つの方法です。せん定すると寒い冬空がよく見えるようになります。そこからは読者の想像に託した方がいいでしょう。
【俳人の句】

【解説】
「しぐれ」は冬の初めに降る雨のことです。前書きに自分をあざけるように「自嘲」という言葉をつけていますが、これでこの「うしろすがた」が山頭火本人のことだと分かります。山頭火は晩年、人生のたそがれを感じていたのでしょう。それを「しぐれる」という自然現象を「自分の実感」としたところが山頭火の画期的な表現方法なのです。
 
 
【その他の投稿句】 ※コンピューター環境で表示するため横書き表記としています。あしからずご了承ください。
北大路京介
(京都府・30代男性)
⇒電車やバスで乗り合わせた他人に対し、目のやりどころのない場合、何かを 読んでいるふりをする。英字新聞を登場させ、人間関係の煩わしさを表現しているようにもみえる。
北大路京介
(京都府・30代男性)
⇒パリ、香港、アメジストは夢や希望を象徴しているのでしょうか、「新月か けていく」も何かを暗示しているのでしょう。
宮川初子
(下関市・80代女性)
⇒山茶花は見事に咲きますが、「散る」を山頭火は「こぼれる」と詠んでいます。こぼれるように散りますね。
宮川初子
(下関市・80代女性)
⇒自然薯をくださった九十歳の方、お元気ですね。今度はアケビですね。アケビの独特の甘みを懐かしく思い出しました。
和侮。人
(下松市・60代男性)
⇒「今をいっぱいほおばって」の措辞がいかにも食欲の秋を実感できます。自由律句ならではの佳句です。
濱田能婦子
(下松市・70代女性)
⇒思い切って参加いただき有難うございました。一歩出ると誰かに出会い、そして思い出にもなります。またお会いできる日を楽しみにしています。
竹田千恵子
(下関市・80代女性)
竹田千恵子
(下関市・80代女性)
⇒「叶うは良し、叶いたがるは悪しし」といいますが、たとえ叶わなくても、これまで夢を持ち続けたことは幸せなことです。これからも夢を。
角田誠
(岩国市・70代男性)
角田誠
(岩国市・70代男性
⇒カーテンの膨らみが目に見えるようです。「秋風を包む」はいい表現ですね。
青子
(東京都・50代女性)
⇒「歴史がこぼれた」は詩情があり、言葉に力があります。
青子
(東京都・50代女性)
⇒「それでも」から導入した措辞は情感がありいい表現ですね。
takuonly
(宮崎県・50代男性)
⇒「壊れそうな手」の方はどんな人でしょう。想像力がかきたてられますね。
水野直樹
(神奈川県・50代男性)
⇒季節の変化が急でしたから、何を着ればいいのか本当に困りましたね。
水野直樹
(神奈川県・50代男性)
⇒「の」が四回は多すぎるでしょう。「止まらない」「虫の音」はやはり説明的です。
●参考句● 秋の夜は鳴きやまない虫を聞く
せいとう
(山陽小野田市・30代男性)
⇒知らない町は不安ですが、「雨ぽつり」で一層心細さが伝わってくるような印象的な句になりました。
せいとう
(山陽小野田市・30代男性)

中野昭子
(下関市・70代女性)

中野昭子
(下関市・70代女性)

⇒カマキリの食べ残しは足一本。自然界は弱肉強食で成り立っていることを改めて考えさせられますね。
城尾恭子
(防府市・70代女性)
⇒山の紅葉を「五色の衣」と感動した様子がよく表現できています。
●参考句● 山が五色に着飾り舞台の幕を開く

城尾恭子
(防府市・70代女性)

⇒散るススキは美しくどこか寂しい気持ちにもなりますね。

増田壽恵子(防府市・70代女性)
⇒「いつも一緒だった」は実感がよく出ています。「想い出がはしる」は車で移動して思い出している様子がうかがえていい句になりました。 
増田壽恵子
(防府市・70代女性)
⇒昭和三十年代からは随分と街の様子も様変わりしたことでしょう。その中で変わらないものに出会えた喜びと懐かしい気持ちがよく表現されていますね。
滝部マーガレット
(下関市・70代女性)
⇒本当においしそうですね。
●参考句● 柿がうまい胃袋いっぱいに秋
滝部マーガレット
(下関市・70代女性)
⇒今は一番いい季節ですね。さわやかな秋を満喫しておられる様子が伝わってきます。
植田鬼灯
(光市・60代男性)
⇒早い日暮れに寒くなり背中も丸くなりますね。人生を象徴しているようにも思える句です。
植田鬼灯
(光市・60代男性)
⇒粗道は作者の人生そのものなのでしょうか、綺麗に舗装された道より歩くのは大変かもしれませんが、草や花やいろいろな発見がありますね。
渡辺優斗
(防府市・10歳男の子)
渡辺優斗
(防府市・10歳男の子)
⇒おいしそうですね。みんなの笑顔が目に見えるようです。
渡辺高弥
(防府市・9歳男の子)
⇒お店に並んでいるりんごとは違って枝になっているりんごを見ると子どもも大人もきっと笑顔になるんですね。
渡辺由美子
(防府市・女性)
渡辺由美子
(防府市・女性)
⇒親子で楽しい思い出ができましたね。昔、青森の汽車の窓から林檎が採れたことを思い出しました。
実近節子
(周南市・60代女性)
⇒今年もナベヅルが来てくれたようですね。嬉しいですね。癒されます。
前田壽義
(下関市・70代男性)
前田壽義
(下関市・70代男性)
⇒カサコソという擬音語、枯葉は確かにカサコソと音を立ててます。そしてなぜか同じ所へ集まります。観察力が見事です。
馬関のY
(下関市・70代男性)
⇒面白いですね。少しわかりにくくなりました。 
清水美枝
(山口市・70代女性)
清水美枝
(山口市・70代女性)
⇒ご出席ありがとうございました。お会いできてうれしく思います。自分と共感した句が特選句に四句も入ったら立派です。これからもよろしくお願いします。 
きさらぎ
(光市・70代女性)
ニューヨークヤンキーズ(岡山県・60代男性)
⇒川柳のような句です。近頃の子どもたちは贅沢ですからね。
ニューヨークヤンキーズ(岡山県・60代男性)
⇒今年こそはと日記を買いますが、なかなか続かないものです。枕元に置いて何でもいいから書いておくと自分史ができます。一日一句つぶやきを書きとめてみてください。
●参考句● 何もなかったような白紙の日記が新年
ほろほろ
(東京都・50代男性)
ほろほろ
(東京都・50代男性)
⇒キリギリスの音は何か考えさせるような音色ですね。季節の移ろいと一緒に忘れたいことを思い出してしまったのでしょうか。短律ですが非常に印象的な味わいのある佳句です。
mube
(下関市・70代女性)
⇒葉を落とすと枝だけ残り、冬空にはペンで描いたような枝が見られます。「凛として春を待つ」に作者の思いが出ています。
皆川貢
(秋田県・50代男性)
⇒老眼鏡が必要になると読書は億劫になりますね、ふくろうに自分を託しての比喩が面白いです。
●参考句● 夜目がきかなくなった老ふくろうの読書週間

(群馬県・20代男性)
⇒不安が一つ浮かんでいる。その皿を洗っている。不安や迷いは誰にでもある。だから文学があり、表現することを生きる力にするのも一つの生き方です。 自由律ならではの自己表現ですね。いい句です。 

(群馬県・20代男性)
⇒「母になった人」と作者の関係は同級生か好きだった人かまたは別れた妻なのか…。
佐伯吉郎
(山口市・90代男性)
佐伯吉郎
(山口市・90代男性)
⇒昔は「ご隠居さん」という制度がありました。現代社会では元服、弱冠の使い方も知らず高齢者とか後期高齢者などの言葉を生み出しました。「ご隠居さん」の制度が出来ると面白いですね。 
M・M
(下関市・60代女性)
⇒女性はたくましい。試着しても買わず帰れる。男性は試着までするともう買わざるを得ない覚悟をします。だから慎重になります。うきうき気分が女性らしいですね。
M・M
(下関市・60代女性)
⇒「おこっちょる」は「怒っている」の山口弁ですね。
●参考句● 孫が言う「おこっちょるみたい」大荒れの海のそば 
よしあき
(下関市・60代女性)
⇒小さな花でも存在感があります。白菊ですとご主人の思い出が蘇ってきたのかもしれません。「迎える」「夕暮」が効果的です。
よしあき
(下関市・60代女性)
⇒お孫さんの顔を見ることが「心の薬」と言われていたんですね。お孫さんが大きくなられた時に読んであげたい句になりました。 
綽迎雲
(東京都・50代男性)
⇒「かたくなに口を開かぬ」という措辞は「シャッター通り」を見事に表現しています。「この口を開けるのは誰か」誰かがやるだろうと思っていると開くことは難しく困った現実です。
綽迎雲
(東京都・50代男性)
⇒深い悲しみを適切に表現することは難しい、だから「はにかむ」以外にはないのでしょう。人間の感情に筋書きはないのでしょう。人間の繊細な感情を見事に表現している。
形山弘子
(光市・70代女性)
⇒自然界はいつも必死です。そうしないと淘汰されていきます。今日、子猫が壁に止まっている虫を捕ろうと下から必死で飛び上がっていました。
形山弘子
(光市・70代女性)
⇒この前向きな気持ちが大切です。何事も自分の心を置きどころで、良くも悪くもなります。元気を出してまず一歩ですね。
川柳大好きっ子
(兵庫県・30代女性)
⇒自由律は作者自身の表現です。自由律句を通して沢山の作者と出会っています。
松村勲
(下関市・男性)
⇒手入れの行き届いた竹林なのでしょう。「かぐや姫」を探すのは夢がありますね。
松村勲
(下関市・男性)
⇒手入れをされなくなった庭でも菊の花だけはしっかりと花を咲かせてくれた。その菊が凛として見える。風景や身のまわりを見る時、自分の心や立場で見ているのですね。
河村政義
(下関市・70代男性)
⇒川柳が出来る間は脳がよく働いている証拠です。世の中をしっかり見て句作してください。 
河村政義
(下関市・70代男性)
⇒大丈夫です。曾孫の顔は見られますよ。目標を持って希望を持ち続けることが大切です。
やまぐちボン太
(山口市・70代男性)
⇒定型になりましたね、表現の内容は大変現実的でいいです。自由なリズムで口語表現にするともっと実感が伝わります。「喪中ハガキ」で季節は想像できますので「北の風」は削りましょう。
●参考句● 喪中ハガキ賀状の筆を取らせない 
やまぐちボン太
(山口市・70代男性)
⇒一字空けを二回も使うとポツポツと気持ちが切れてしまいます。
荒木勉
(東京都・50代男性)
⇒夢はとても切ない世界を演出するようです。夢で見た女性に「廃墟のよう」と言われてはたまりませんね。
荒木勉
(東京都・50代男性)
⇒「淋しい夢は封印する」だけでも十分伝達力があります。一つの句に沢山の背景がありますね。一方で読者の想像にも託すことも必要かもしれません。
(参考句:富永鳩山)
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