2022年06月14日 (火)山口県も梅雨入り
こんにちは。
気象予報士の山崎です。
6月11日、山口県含む九州北部地方は「梅雨入り」したとみられると発表がありました。
平年より7日、去年より31日遅い発表です。
梅雨入りとは、
気象台から、
「大雨シーズンに突入しました」
「防災意識をより向上させて」
というメッセージでもあります。
ことしの梅雨の傾向を、沖縄地方で見てみます。
大型連休に梅雨入りした沖縄地方では、先月(5月)の雨量が平年の3倍以上降っている所もあります。
先月(5月)、山口市の雨量は統計史上最も少なかった(約21%)一方で、前線近傍ではいわば一極集中の形で大雨になっていたわけです。
山口で梅雨入りというのは、沖縄で雨を降らせた同じ前線が、山口県に近づいたという事です。
きたる大雨に備えて、今から出来ることがあります。
避難経路を確認しましょう
どこが安全でどこが危険か、いざという時、どこに逃げるか(留まるか)確認しておきましょう。
非常用品を確保しておきましょう
自宅の安全な所へ身を置く方もいるでしょう。数日分の食料品や停電に備えた懐中電灯など、今のうちから準備できるものは揃えておきましょう。
側溝の掃除をしましょう
雨水の流れをスムーズにすることで、水害は軽減できます。側溝がつまった水があふれたというケースが過去の大雨で多くあります。
本格的な大雨の時期(例年は7月上旬)までには少し時間があります。
気象台からのメッセージを受け取り、今からできる備えをしておきましょう。
なお、前回のブログで自作したパズルを紹介しました。
解いて下さった皆さん、ありがとうございます。
正解はこちらです。
投稿者:アナウンス | 投稿時間:17時00分