2023年02月03日 (金)確定申告~スムーズに行うには~


アナウンサーの土方康です。

2月3日(金)の「情報維新!やまぐち」では、

「くらしプラス」のコーナーで、確定申告についてお伝えしました。

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放送では、山口税務署税務広報広聴官の秋本美紀(あきもと・みき)さんに、

確定申告のポイントについて解説して頂きました。

 

 

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例えば、令和4年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告は、

去年、1月1日から12月31日までの1年間の所得に対する税額を自分で計算し、

申告・納税する手続きです。

 

主には、

 ●個人で商売などをしていて「事業所得」のある方

 ●地代・家賃収入など「不動産所得」のある方

 ●土地や建物などを売って「譲渡所得」のある方

 などが対象となります。

 

 

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会社員の場合は、

基本的には勤務先で年末調整が済んでいれば確定申告の必要はありませんが、

 ●勤務先からの給与の他に20万円を超える所得がある方

 ●2か所以上の支払者から給与を受けている方

 ●また、年収が2000万円を超える方

   などは確定申告が必要になります。

 

 

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今年は、感染症対策の一環として、

申告会場を1月30日(月)から開設し、申告相談を行っています。

 

去年に引き続き、会場内では検温等の基本的な感染対策を徹底し、

会場内の混雑緩和を図るため、申告会場への入場には「入場整理券」が必要になります。

入場整理券は各申告会場で当日配付しますが、

配付状況に応じて後日の来場をお願いする場合があります。

入場整理券は「LINE」を通じたオンラインによる事前発行もできます。

希望日時を指定できるオンラインによる事前発行をぜひご利用下さい。

 

 

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会場に行かずに、自宅などから申告できる電子申告、「e-Tax」の利用が増えています。

パソコンで作成する場合、国税庁ホームページの確定申告特集にある

「確定申告書等作成コーナー」を利用すれば、

画面の案内に沿って金額等を入力することによって所得金額などが自動計算され、

所得税等の申告書を作成することができます。

そしてマイナンバーカードを使えば、「e-Tax」で送信することが出来ます。

 

 

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スマートフォンからも、パソコンと同じように国税庁のホームページの

「確定申告書等作成コーナー」で申告書を作って「e-Tax」で送信出来ます。

 

スマートフォンでは、去年から、源泉徴収票をカメラで撮影すれば、

必要な項目が自動で入力できる機能が追加されています。

 

また、マイナンバーカードの専用サイトである「マイナポータル」との連携も進み、

ふるさと納税や医療費などの他、今年からは公的年金の源泉徴収票なども

マイナポータルと連携し、データを取り込めば自動で入力されます。

 

 

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申告書の作成中に分からないことがあった場合などは、

国税庁ホームページの税務相談チャットボットの「ふたば」という、

AIが自動で回答するウェブサービスを利用できます。

 

また、操作方法はe-Tax・作成コーナーヘルプデスクに電話で

お問い合わせもできますので、そちらもご利用下さい。

 

電話での相談は、0570-01-5901までお願いします。

そして確定申告に関する一般的な質問は、管轄の税務署の代表番号に電話して頂き、

自動音声案内で、「0(ゼロ)」を選択して下さい。

確定申告テレホンセンターが利用できます。

 

 

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令和4年分の所得税、および復興特別所得税、贈与税の申告と納付の期限は

3月15日(水)。

個人事業者の消費税及び地方消費税の申告と納付の期限は3月31日(金)です。

 

 

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ぜひ、早めに余裕を持って確定申告を済ませて下さい!

 

投稿者:アナウンス | 投稿時間:19時10分

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