2020年06月04日 (木)高校放送コンテスト


荻山です。

新型コロナウイルスの影響で、夏の甲子園やインターハイが中止になりました。この大会にかけてきた高校生アスリートの気持ちを思うと、言葉がありません。

集大成の場が失われたのは、運動部だけではありません。

例年ですと、今の時期は、全国高校放送コンテストの県大会が各地で行われます。私も毎年、審査員を務めさせていただいており、高校生の朗読やアナウンスメントを楽しみにしていました。

高校放送コンテスト(アナウンス)は、自分が取材し作文した原稿を読むアナウンス部門と、課題の小説を朗読する朗読部門の2つに分かれます。各部門から6人ずつが全国大会に進みますが、なんと去年は、アナウンス部門で山口高校の児玉瑞穂さんが決勝に残り、全国5位に相当する優良賞を受賞、同じ山口高校の尾中莉彩さんが入選、朗読部門では、徳山高校の植木あすかさんが入選するなど、山口県の高校生が大活躍しました。

県大会の審査後、全国大会に進む12人と個別にお話しする機会がありましたが、部員の多い高校は、県大会に出るために同じ高校内でコンペティションを行い、そこを勝ち抜かないと出られないそうです。県大会は誰でもエントリーできると思っていましたが、まず校内の予選を勝ち抜かないといけないほど、し烈な戦いを経て、県大会の舞台に立っている事実を知り、審査する側としては一段と身が引き締まる思いがしました。

特に、アナウンス部門は、自分が取材した内容を文章にして読むので、取り上げる題材や着眼点でそれぞれの個性が表れます。それが面白さであり、高校生ならではの視点の斬新さに驚かされることも多々あります。

今年は残念ながら高校放送コンテストは中止になりました。この知らせを聞いたときに、去年、審査した高校生のみなさんの顔が頭に浮かびました。1,2年生だった生徒は、この1年でどれだけ成長したのか、その度合いをこの目で見たかった。最後の舞台となるはずだった3年生は、悔しさはもちろん、やりきれなさもあると思います。これまでの練習の成果を発揮する場はなくなりましたが、そのプロセスは決して無駄ではありません。今後の人生に生きてくると思います。

みなさんのこれから益々の活躍を願っています。

 

投稿者:アナウンス | 投稿時間:10時00分

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