2019年12月26日 (木)選手権の特別感


荻山です。

今回はサッカーのお話です。

いよいよ高校サッカー選手権が開幕しますね。実は私、高校時代サッカー部でした。

 

◎選手権の特別感

高校サッカーに少しでも携わった人ならおわかりだと思いますが、

「選手権」は特別な大会です。

全国高校サッカー選手権とはいちいち言いません。「選手権」で全て通じます。

 

僕らの時代は、公式戦といえば「新人戦」、「総体」、「選手権」の3つだけ。

しかもいずれも、負けたら終わりの一発勝負のトーナメント戦です。

仮に全部の大会で初戦で負けると、その高校は年間の公式戦がたった3試合になって

しまいます。

 

その後、時代も変わり、リーグ戦の重要性も唱えられ、従来のトーナメント戦に加え、

リーグ戦も創設されました。Jリーグのように昇格や降格もあり、強ければ県内、域内、

全国リーグとピラミッドのように上がっていくシステムができています。

そこには、各高校単位の高体連所属チームだけでなく、Jリーグの下部組織チームや

地域のクラブチームも参加しています。

 

今は、私たちの時代と比べて、大会が多い分、試合数も増え、チームとしての

経験値も高くなり、より多くの選手に出場機会のチャンスがあります。

いい時代になりましたね。

 

◎メディア露出度の高さ

話を高校時代に戻しますと、1年間でわずか3つしかない大会に向けて、

日々練習していたわけです。

そんな中でも特別だったのが「選手権」です。テレビの露出度も高く、県大会に出るだけで

メンバー表と出身中学が地元の新聞に載ります。自分の身長と体重のデータまでもが、

県民の目に触れるわけです。

 

しかし、私の学校は、なかなかこの選手権で勝てませんでした。

 

私の高校は、夏の総体予選をもって、3年生が受験勉強に専念するため引退します。

秋の選手権予選は、1,2年生だけで臨むことになります。選手権に照準を合わせている

強豪校はもちろん3年生が残り、チームの完成度と戦力の差は歴然。県大会出場はおろか、

地区予選を勝ち抜くことすら難しい状況でした。実際、我がチームは2年続けて、地区予選で

敗退。地元の新聞に自分の名前が載ることも、地元のテレビ局に取りあげてもらうという夢を

かなえることができませんでした。

 

◎ハンパないあの人も

社会人になっても「選手権」の特別感は変わりません。

高校時代、テレビ局に取り上げてもらえなかった私は、初任地のころから必ずと言って

いいほど、「選手権」に出る学校を取材し、テレビで取り上げさせていただきました。

徳島局時代は、徳島市立や徳島商業、鹿児島局時代は鹿児島実や神村学園、

「ハンパない」大迫選手がいた時の鹿児島城西高校も取材させていただきました。

東京にいた頃は、ふるさと愛媛の代表校の応援に、西が丘や駒沢にも足を運びました。

選手権予選で全く勝てなかった私にとって、「選手権」に出る選手には、

尊敬の念しかありません。眩しすぎる、リスペクトされるべき対象なんですね。

そんな輝きを放った選手たちを少しでも応援できればという思いで、

番組や企画を作ってきました。

 

今でも、ふるさと愛媛に帰ると、時間があれば、高校サッカーの現場に足を運んでいます。

今年の選手権では、どんなドラマが生まれるのか。選手権に出場する選手のみなさん、

普段の練習の成果を存分に発揮できるよう頑張ってください。

 

投稿者:アナウンス | 投稿時間:10時00分

ページの一番上へ▲