2019年07月11日 (木)あの日から10年


北野です。

今年も大雨の季節になりましたね。「情報維新!やまぐち」でも、連日、大雨に関連した

ニュースや企画をお伝えしていますが、皆さんの災害への備えはいかがでしょうか?

私は広島放送局に勤務していた5年前、2014年8月の広島市の土砂災害で、

消防隊員が子どもを救助しようとして亡くなった現場から、最初の中継を担当しました。

あの夜、私も自宅でそれまでにはなかった雷雨を経験しました。

 

猛烈に叩きつける雨、そして絶え間なく鳴り響く雷。光った直後のドーンという衝撃は

地震のように家を揺らし、恐怖さえ感じました。と同時に、あの状態になってから

別の場所に避難するのは難しいということを、身をもって知りました。

だからこそ、視聴者の皆さんにはぜひ早めの避難を心がけて頂きたいですし、

そう呼び掛けていこうと心に決めています。

山口県でも、去年の西日本豪雨で大きな被害があったばかりです。

2009年7月の豪雨では、防府市などで土砂崩れが相次ぎ、多くの犠牲者が出ました。

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 (当時の映像から)

なかでも防府市の老人ホームは土石流に襲われ、関連死を含めて12人の方が亡くなりました。

あの災害から、7月21日でちょうど10年になります。施設は災害から3年後に別の場所で

再開されましたが、被災当時の総務部長で、今月から理事長に就任した上田巌さんに、

先日インタビューさせて頂きました。

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(特別養護老人ホーム「ライフケア高砂」現理事長 上田巌さん)

施設ができて5年後に土砂災害警戒区域に指定され、県に陳情したものの具体的な対策が

取られなかったこと。それまでの谷筋に沿ってではなく、裏山を削るように直線的に土石流が

押し寄せたため、まったくの想定外だったこと。当日は約20人の入所者を担いで屋上に

避難させたこと。被災直後から多くのボランティアがかけつけてくれて本当に助かったこと。

その恩に報いるため、翌年から全国の被災地で災害ボランティアに参加してきたこと…。

当事者だからこそ語れる話を、たくさん伺わせて頂きました。

7月11日(木)「情報維新!やまぐち」のキャスターインタビュー「My “ISHIN”」で

放送させて頂く予定です。インタビューの最後に上田さんにとっての「My “ISHIN”」を

伺ったときの答えは、きっと皆さんの心に届くと思います。そして、テレビをご覧の皆さんも、

改めて豪雨災害へ備える意識を高めて頂けると思っています。

 

投稿者:アナウンス | 投稿時間:09時00分

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