【記者特集】○○で温暖化を防げ!オール山形の挑戦

 

きょうのテーマは、地球温暖化です。

 

温暖化を防ぐには、原因となる二酸化炭素の量を減らさなくてはなりませんが、皆さん、どんな方法を思い浮かべますか?

代表的なのは、やはり「森林」ですが、実は今、注目され始めているのが「海」なんです。

 

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有識者や関係団体などが参加する

「ブルーカーボン研究会」という研究団体の試算をもとに、

国の検討会が、ある試算をまとめました。

それによると、今後、うまく国内の海草を増やしていけば、

吸収する二酸化炭素の量は、10年後の2030年に900万トンを超えると見込まれています。これは、森林による吸収量のおよそ3割を占めると推計されているんです。

 

そして今、この課題に、山形県や企業、大学などが協力して対策に乗り出しています。

 

 

プラスチックを再利用することは今の日本にとって非常に重要な課題です。

 

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日本は、これまでプラスチックの処理を外国に頼ってきました。

輸出量は、アメリカに次いで世界で2番目です。

 

ところが、今、中国をはじめ、世界ではプラスチックの輸入を規制する動きが広がっています。このため、日本の自治体が廃プラスチックを抱え込んでしまうケースが相次いでいます。

 

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動画をご覧になった方の中には「プラスチックのバンパーを海に沈めて大丈夫なの?」と思った方も少なくないと思います。

 

動画に登場した菅原さんによると、バンパーは車の部品の中でも

特に劣化しにくいので、生態系への影響が懸念される「マイクロプラスチック(=5ミリ以下の大きさのプラスチック)」になる心配がないそうです。また、有害物質が含まれていないことも県との実験で確認済みだということでした。

 

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また、プレートも海の中に放置しないで簡単に回収できるよう、

30センチ四方のコンパクトなサイズになっています。

 

今後は、波の高い場所でも海草が付くかどうかなどを実験で確かめて、早ければ2年後の商品化を目指しているということです。

 

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菅原さんは、この商品を世に出すことで、廃棄されてしまうものの中にもリサイクルできるものがあることを多くの人に知ってもらいたいと話していました。

 

”やっかいもの”のプラスチックゴミで、地球環境を改善しようという今回のアイデア。皆さんも、身の回りにまだまだ再利用できるものがないか、これを機に見直してみてはいかがでしょうか。

 



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山形局記者 | 投稿時間:16:40