【記者特集】河北町にイタリアの野菜?

 

というわけで、今回の特集のテーマは「イタリア野菜」です。

 

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本格的なイタリア料理に欠かせない食材として人気を集めている「イタリア野菜」。品種は実に300種類以上あるとも言われています。このイタリア野菜に、全国に先駆けて目をつけたのが河北町です。

 

そして、今では「かほくイタリア野菜」のブランド名で販売され、全国の料理人や消費者からも注目される存在になった、その人気の秘密に迫りました。

 

 

河北町でイタリア野菜を作り始めたのは8年前。その2年後には法人を設立して都内のデパートでも販売を始めました。その努力が実り、今では県外だけで150店舗と契約しているそうです。

 

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しかし、必ずしも順風満帆とは言い切れません。現在、イタリア野菜を作る農家は県内であわせても17人。どう生産量を確保していくかが課題となっています。

 

河北町では、これまで多くの品種を少しずつ生産することで、多様なニーズに応えてきました。一方で、人気が高まると、今回のように大量生産を求める業者も出てきます。また、イタリア野菜の人気に気づいたほかの県でも、生産に乗り出す農家が相次いでいます。いわば「ライバル」が増えている状況なんです。

 

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生産量を確保しなくてはならない理由は、もう1つあります。それが「海外進出」です。売り込み先は、香港にある3軒のイタリアンレストラン。

来年1月に本格的な輸出が始まるのを前に、要望があった野菜を先行して出荷する作業も始まっています。

 

人口減少で地元の市場が先細りする中、町では、首都圏だけでなく、海外への輸出にも活路を見いだそうとしています。そのため、香港などアジアを中心にマーケットを広めていきたい考えです。

 

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輸出で実績を重ねて海外での評価を高め、国内での販路の拡大にもつなげようという取り組み。河北町のイタリア野菜が、世界各地の有名レストランで食べられる日も、そう遠くないのかもしれません。

 

 



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山形局記者 | 投稿時間:00:00