【記者特集】特殊詐欺は指1本で防げる?

 

特殊詐欺の被害が、ことしも増え続けています。

 

警察によると、10月29日までに山形県内で確認された被害は34件。

被害総額は2億円を超えています。

 

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でも、ふだん家庭で見かける「あるもの」を使えば、なんと”指1本”で特殊詐欺から身を守れるそうなんです。

 

2分くらいの動画なので、ぜひご覧下さい。

 

※放送は10月30日です

 

今は、スマートフォンなどを持っている方も多いと思いますが、警察によると、被害者の大半は、自宅の固定電話にかかってきた電話でだまされてしまうそうです。

 

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このため、警察は、去年12月以降、県内のすべての高齢者の自宅を回って、留守番電話に設定するよう呼びかけました。その結果、今では、高齢世帯(約21万世帯)の6割(12万6000世帯)が、自宅にいるときも常に留守番電話に設定しているということです。

 

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でも「留守番電話にするだけで本当に被害に遭わないの?」と疑問に思う方もいらっしゃると思います。

 

ここで1つ皆さんに質問です。先ほど「常に留守番電話に設定している」という高齢世帯が、県内で12万6000世帯あるとご紹介しましたが、この中に、被害に遭った方が何人いると思いますか?

 

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答えは、なんと「0人」です(※警察が把握しているかぎり)。

 

警察によると、常に留守番電話に設定しておくメリットは大きく3つあります。

 

まず、犯人は自分の声を録音されるのを嫌がります。なので、だますのをあきらめることが多いそうです。

 

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2番目に、皆さんが犯人と直接話をしなくてすみます。犯人たちは”プロの犯罪者集団”ですから、会話をすると、どうしても口車に乗せられてしまいます。ですから話をしないということは、とても重要なんです。

 

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そして、最後に「冷静になれる」というメリットもあります。仮に犯人が録音を残したとしても、留守番電話で聞き直すと、落ち着いて聞くことができます。そのため被害に遭いにくいということなんです。

 

「ずっと留守番電話にしておくのは不便な気もするし、ちょっと…」という方も多いと思います。でも、皆さんの大切な財産を守るために、この機会にぜひ一度試していただけたらうれしいです。

 



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山形局記者 | 投稿時間:12:49