2022冬点描 コロナ再拡大 伝統の冬祭りは...

 

山形県北西部の庄内町には、300年以上前から

冬の祭りを受け継いできた集落があります。

新型コロナウイルスの感染拡大などの影響を受けながらも

伝統を守ろうとする集落を見つめました。

 

 

冬祭りが行われるのは、庄内町の千河原(ちがわら)という地区。

人口およそ300人の、農業が盛んな集落です。

 

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1月9日。集落を訪ねると、

翌週に迫った祭りの準備の真っ最中。

去年は中止となりましたが、町内では去年10月以来3か月以上

感染者が確認されておらず、ことしは開催できそうです。

 

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「ややまつり」と呼ばれる千河原の冬祭り。

厳しい寒さの中で、腰みのとわらじを身につけた子どもが水を浴び、

集落の繁栄を願います。300年以上続いてきました。

 

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祭りのシンボルとなっているのが、子どもの頭の上にある「冠」。

神々が宿るとされています。

 

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中止となった去年も、冠は作られ続けました。ことしこそ

この冠を子どもたちの頭上へ。準備は整いました。ところが…。

 

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本番の3日前。町内で感染者が確認されました。

新型コロナの感染再拡大の影響が、ついにこの町にも

及んだのです。

 

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自治会長の阿部司さん。去年に続きことしも

ややまつりを中止する決断を迫られました。

それでも、シンボルの冠だけは神事でまつりたいと考えます。

 

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本番当日。子どもたちに代わって冠が神社に参集。

列席者を絞って行われた神事で、阿部さんたち集落の人たちは

来年への思いを新たにしました。

 

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コロナ禍を乗り越えて来年こそは「ややまつり」を行いたい。

子どもが戻ってくる日を待ち望み

集落の思いは受け継がれていきます。

 



やままる  

山形局映像グループ | 投稿時間:17:12