見どころ

千年の都・京都。10年がかりの大修復を経てワンダーな建物がよみがえった。世界遺産・西本願寺御影堂。世界最大級の建築である。総重量3000トン。桁はずれに重いスーパーヘビー級の大屋根。何層にも土を塗り重ねた厚さ30センチの土壁。そして、柱や梁の一本一本にそそがれた江戸の職人達の適材適所の知恵。400年のときを経て、今、巨大木造建築の全貌が明らかになる。

放送時間 総合テレビ 2009年5月30日 土曜日 午後10時~10時49分
再放送 総合テレビ 2009年6月4日 木曜日 午前0時45分~1時34分(水曜日深夜)
※中国地方は除く
ゲスト 安藤忠雄、つんく♂、菊川怜、菅澤茂

WONDER 1曲がった木を探せ

江戸時代に行われた前回の修復から200年あまり。屋根の瓦は割れ、土壁にはヒビが入っていました。そこで、10年を費やし、本格的な修復を行うことになりました。まずは屋根。「根曲がり」と呼ばれる、角度が30度ほどもともと曲がって生えていた樹齢80年の大木、マツが、瓦の下から30本以上も見つかりました。壊れた部分を取り替える場合、できるだけ、元の素材と同じものを使うのが文化財修復の基本。そこで、修復のため「根曲がり」の木を探すことになりました。

WONDER 2驚異の耐震建築

御影堂が建てられてからおよそ400年。この間、何度も巨大地震に見舞われてきました。しかし、度重なる巨大地震にも、倒壊を免れてきました。この優れた耐震構造を、誰がどのようにして生み出したのでしょうか?御影堂が地震に強い理由とは。そのワンダーな秘密が明らかになります。

WONDER 3スーパーウォール土壁

御影堂には強固な土壁があります。それは、本願寺がたどってきた波乱の歴史にありました。親鸞聖人像や貴重な宝物を戦火から守るために、土壁が築かれたと考えられています。その壁の耐火能力はものすごいものでした。一体、どれくらい強かったのでしょうか。その秘密に迫り、修復に挑みます。

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