見どころ

「あの人に会いたい」。長蛇の列のその先に、ワンダーがあった。国宝・阿修羅像。6本の腕。3つの顔。奈良時代・天平の美少年。幻の技法で作られた3つの顔。そこにはある秘密が隠されていると言う。天平の阿修羅。その謎がいま明らかになる。

放送時間 総合テレビ 2009年5月2日 土曜日 午後10時~10時49分
再放送 総合テレビ 2009年5月7日 木曜日 午前0時45分~1時34分(水曜日深夜)
※中国地方は除く
ゲスト いとうせいこう、はな、関根麻里、山崎隆之

WONDER 1360度阿修羅

仏像界のスーパースター・阿修羅。60年ぶりに寺を離れ、東京の展覧会場に運ばれます。阿修羅をガラスケースなして向かい合えるのは、史上初めてのことです。一人佇む阿修羅。華奢な体に布だけをまとい、まるで少年のような姿です。細くしなやかな腕。穏やかに合掌しています。ガラス越しでは全く見えなかった真後ろの姿、そして左右はどんな表情をしているのでしょうか。

WONDER 2阿修羅、その表情の謎

阿修羅の3つの表情はどんな意味があったのでしょうか。顔学の第一人者、東京大学教授、原島博さんに阿修羅の表情の読み解きをお願いしました。原島さんは眉に注目しました。コンピューターで眉を動かすことで、この表情の意味が読み解けるといいます。そして、その謎に迫る興味深い手がかりを発見しました。

WONDER 3阿修羅の再現

阿修羅がたたえる表情。それは他の仏像には見られないほどの繊細な造形美です。
仏像の多くは、奈良の大仏のように鋳型に金属を流し込むか、この仁王像のように木を彫って作られています。これに対して阿修羅は漆でできています。微妙な表情も、漆を何度も塗り重ねることで生まれました。仏像技法研究の第一人者、山崎隆之さんは数々の文献を頼りに、当時の手法で阿修羅を再現しようとしています。一体、微妙な表情は、どのように生み出されたのでしょうか。

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