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Q1 若者の労働環境は悪化していると思いますか。

福水ケビン 日本日本 経営コンサルタント

WEB: http://ameblo.jp/kevin-f/ ※NHKサイトを離れます。

キャスター

真下 貴滝川 クリステル

酷使される若者 働き方をどう変える

いま、若者の労働環境の悪化が問題になっている。グローバル化や規制緩和による価格競争の激化で、人件費削減が進んでいるためだ。その結果、低賃金や長時間労働への不満を訴える若者が増加。若者を使い捨てにする、いわゆる「ブラック企業」も問題になっている。

こうした問題は、いま世界に広がっている。アメリカでは、労働者の酷使に抗議するデモが相次ぎ、韓国では若者の過労死が社会問題になっている。こうした中、最低賃金の引き上げを求める声が高まっているが、それでは体力のない中小企業は従業員を解雇せざるをえなくなると経営者側は反対している。一方、労働時間に厳しい上限を設けるべきだという声もあるが、そのためには、従業員を増やさざるをえず、賃金の低下につながるという指摘もある。デフレが進み、厳しくなる一方の経営環境の中で、賃金と雇用をどのように守っていくのか。各国共通の悩みになっている。

いま、各国が力をいれているのが労働者の生産性を高めるための施策だ。アメリカやヨーロッパでは、勤務時間を労働者の裁量にゆだね、時間ではなく成果で報酬を決める制度の導入が進み、日本でも、高度な専門知識を持ち年収が一定以上ある人を対象に、労働時間の規制から外し成果で報酬を決める制度を導入する法案が審議されている。しかし、すでに制度を導入している国では、生産性を向上させる効果がある一方で、過重労働につながり、燃え尽きや健康への悪影響につながっているという指摘もある。
さらに、解雇規制の緩和も進んでいる。労働市場の流動性を高めることで、新たな成長産業への労働者の移動を促そうというのがねらいで、ドイツでは200万人の雇用を生み出したと言われる。しかし、一方で、解雇しやすくなったことで、非正規労働者の増加を招いたという指摘もある。

競争社会の中で、厳しさを増す労働環境。低賃金や長時間労働に苦しむ若者たちの現状をどのように改善してゆくのか。若者たちが将来に希望を持って働くことができる社会を作ることはできるのか。日本で問題になる若者の労働問題を、先行するアメリカ、ヨーロッパ、韓国の現場の人々の意見を聞きながら議論する。

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質問

Q1 若者の労働環境は悪化していると思いますか。
Q2 労働環境を改善するために最低賃金の引き上げや労働時間に上限を設ける必要があると思いますか。
Q3 実際の労働時間とは関係なく、成果で報酬を決めることについてどう思いますか。
Q4 労働力の移動を促すために解雇規制を緩和することについてどう思いますか。
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