イギリスのランカスターに暮らすエマは15歳。この1年で体重が6キロも減った。食事をとろうとせず、家族で食卓を囲むことも無くなってしまった。イギリスでは20人に1人がこうした摂食障害に陥っていて社会問題となっている。
エマの家族はEDN(摂食障害ネットワーク)というボランティア団体に相談。毎週1回のカウンセリングが始まり、やがて食べない理由が判明する。それはパパの肥満だった。
パパのグラントは143キロ。健康に悪いと分かりながら、食べることが大好き。体重は増え続けている。そんなパパの健康が心配で、エマは食べるのがイヤになってしまったのだ。家族を愛し「自分と娘はとても仲が良い」と自慢するグラントにとって、娘の不調の原因が自分だったという事実にショックを受ける。
グラントもカウンセリングを受け、これまで失敗を重ねてきたダイエットに、娘のために改めて取り組むこととなった。今度は失敗できない!さらにママやボーイフレンドも巻き込んでエマの体重を回復させようという取り組みが進んでいく。エマの目標は170センチの身長に見合う54キロだ。
何度も対話を重ね、心のひずみを治していこうとする父と娘。二人だけでなく、母親の悩みまで解決しようという真摯なカウンセラーたち。イギリスでも社会問題となっている摂食障害の現実と、その対策の好例を描く。
原題: My 22 Stone Dad And Skinny Me
制作:
BBC
(イギリス 2008年)