<シリーズ 中国・建国60年> 馬上法廷がゆく 〜中国雲南省〜 (再)

2007年11月10日 土曜 午後10:10〜11:00
再放送09年10月7日 水曜深夜[木曜午前 0:10〜1:00]



馬をひいて、ぬかるんだ山道を進む4人の裁判官。馬の背には中国の赤い国章と裁判道具。彼らは山奥の村々を巡回する青空裁判、“馬上法廷”の一行だ。舞台は中国雲南省禄勧イ族苗族自治県。山岳地帯のこの地には、イ族をはじめ、苗族、リス族など24もの少数民族が暮らしている。主人公、李裁判長も少数民族の出身だ。
目覚しい経済発展を遂げる一方で法制の不備が目立つ中国では、大国の名に恥じない“法治国家”の建設が急務となっている。これまで伝統や風習に従って長老にもめ事の裁きをゆだねていた山村地方にも、ここ数年、人民法院(裁判所)の支部と巡回法廷が続々と設置された。発展に取り残され中国最貧困県の一つである禄勧イ族苗族自治県でも、数を増す出稼ぎ等あらたな事情がこれまでにない問題を引き起こし、李裁判長の巡回法廷を待っている。しかし、車も通れぬ山奥まで法律を行き渡らせるのは一筋縄ではいかない。地理環境が厳しいだけではなく、人々の「法律」という概念が薄く、人治主義が根強いため、一旦問題が起これば財産処理などで双方を納得させるのは非常に困難だ。
当番組では雲南奥地の山村をゆく馬上法廷に密着。和解に尽力する裁判官たちの奮闘、そして変りゆく中国農村の姿を見つめた。

  • 原題:馬上法廷がゆく 〜中国雲南省〜
  • 制作:NHK / テムジン (日本 2007年)
NHKオンデマンド
担当者メモ

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