<シリーズ 戦争を伝える> 私の戦争は終わっていない
〜米陸軍元少佐 心の軌跡〜 後編 (再)

2009年8月4日 火曜深夜[水曜午前 0:10〜1:00]
再放送09年8月11日 火曜 午後5:10〜6:00
10年8月13日 金曜深夜[土曜午前 0:00〜0:50]



83歳のロバート・グレイ元少佐は、かつてアメリカ陸軍第7騎兵連隊に所属し、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争を戦ってきた。“スナッフィー”の愛称で呼ばれる彼は、輝かしい戦績をあげ、数々の勲章を得たが、退役後は罪の意識にさいなまれ、眠れぬ日々を過ごしてきた。
2008年、戦友たちとの再会を果たし、戦争での体験を語り合ったスナッフィーは、心の傷を癒すため、さらにカウンセリングを受けることを決意する。スナッフィーがそこで語ったのは、ベトナム戦争での想像を絶する体験だった。当時、北ベトナム軍と戦っていたスナッフィーの部隊は、ラオスの山岳民族を偵察員として訓練。しかし、戦争が終結すると彼らを置き去りにして撤退したため、その多くが北ベトナム軍によって虐殺された。この出来事が長年、スナッフィーの心に重くのしかかっていたのである。
スナッフィーは、アメリカに移住した山岳民族の元兵士に会いに行く。ラオスから命からがら逃げてきた彼らは、その誠実な態度に心を打たれ謝罪を受け入れる。さらに祈祷師が、スナッフィーの心を過去の罪から解き放とうとする。
スナッフィーはついに罪の意識から解放され、これまで行くのを拒んできたベトナム戦争戦没者慰霊碑を始めて訪れた。第7騎兵連隊の暗い歴史に自ら向き合ったスナッフィーは、長い間 待ち望んでいた心の平穏をようやく手にしたのだ。

※この番組は、「ハイビジョン特集 フロンティア」(BShi)にて放送されました。 (全1話版)

  • 原題:Ghosts of the 7th Cavalry
  • 制作:国際共同制作 NHK/October Films/BBC/WDR-ARTE (2009年)
NHKオンデマンド
担当者メモ

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