<シリーズ 地球は訴える 〜大地〜>
アグリビジネスの巨人
“モンサント”の世界戦略 前編 (再)
- 2008年6月14日 土曜 午後7:10〜8:00
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08年6月19日 木曜深夜[金曜午前 0:10〜1:00]




モンサントの主力商品は、自社の農薬「ラウンドアップ」に耐性を持つ遺伝子組み換え作物。番組は、ラウンドアップ耐性大豆で農作業が効率化され収入が増えたと話すアメリカ生産者の声を紹介する。モンサント社開発の遺伝子組み換え種子は90年代にFDAにより認可された。
しかし、当時の農務相が認可への懸念を表明したところ、通商代表部から猛烈な抗議があったと証言。当時、農務省のバイオテクノロジー研究者の一人は「政治的判断で、遺伝子組み換え作物は従来の作物と同一物とみなすことで認可が容易になった」と証言。FDAが発表した認可の文書は、モンサント社の弁護士が作成した文書と酷似していた。
さらに、モンサント社が遺伝子組み換え技術を応用した牛成長ホルモンrBGH。カナダでの承認試験に関わった科学者3人がモンサント社から賄賂を持ちかけられた事実を議会で証言すると3人は解雇された。
さらにイギリスの研究者は、農薬に耐性をもつ遺伝子組み換えポテトをラットに与える実験を農務省の依頼で行った。その結果、腸の肥大と免疫システムの活性化を認めたため、遺伝子組み替えポテトを従来のポテトと異なる未知の食品として認識したと結論づけ、BBCの番組で述べたところ研究所から解雇された。など。
- 原題:The World According to Monsanto
- 制作:ARTE (フランス 2008年)
フランスの公共教育放送ARTEが中心となり、ドイツ、カナダが出資して制作され、計9カ国の公共放送で放送が予定されています。日頃の疑問に丹念に答えてくれる優れた調査報道番組です。