緑の海平線 〜台湾少年工の物語〜 (再)

2007年11月29日 木曜 午後9:10〜10:00
再放送07年12月6日 木曜 午前10:10〜11:00
08年2月7日 木曜 午前10:10〜11:00



第二次世界大戦中の1943年から1944年にかけて、日本の労働力不足を補うために台湾の少年たちに対して海軍工員の募集が行なわれた。仕事をしながら勉強できるという条件で約8千名の台湾の子供たちが、故郷を遠く離れ、神奈川県大和市にあった海軍空C廠(しょう)(のちの高座海軍工廠)にやってきた。

子供たちはそこで短い訓練を受けた後、日本各地の軍需工場に派遣され、さまざまな軍用機の生産に従事したが、戦況が悪化していくなかで、勉強の機会はほとんど与えられず、空襲によって少なからぬ子供たちが犠牲となった。

日本の敗戦により、翌年、少年工の多くが台湾へ戻るが、故郷は大きく変わっていた。一方で、そのまま日本にとどまった者、のちに中国大陸へ向かう者もいた。彼らは異なる社会で困難に直面しながら波乱に満ちた人生を送ることになった。

  • 原題:緑的海平線
  • 制作:郭 亮 吟・藤田 修平 (台湾・日本 2006年)
NHKオンデマンド
担当者メモ

2007年の山形国際ドキュメンタリー映画祭出品作品。
台湾と日本のプロデューサーの合作。歴史を多面的に捉え、人間のドラマを抑制のとれた形で提示した作品として評価され、台北電影節(台北国際映画祭)では審査員特別賞、台湾南方影展では最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞しています。

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