シエラレオネ 血塗られたダイヤ (再)

2007年7月2日 月曜深夜[火曜午前 0:10〜1:00]
再放送07年12月24日 月曜 午後9:10〜10:00
08年1月16日 水曜 午前10:10〜11:00
08年5月14日 水曜深夜[木曜午前 0:10〜1:00]



アフリカ西部のシエラレオネでは、90年代に反政府勢力、革命統一戦線(RUF)によってダイヤモンドが不法に売られ、リベリアなどを介して西側諸国へと渡っていった。元少年兵は、「内戦中、ダイヤは武器を購入するための唯一の資金源だった」と語る。当時、RUFは人々にダイヤの採掘を強制し、ダイヤを持っている人は容赦なく殺害したという。

内戦終了後の2003年、シエラレオネは、ダイヤの合法的な取引を保証する国際認証制度「キンバリー・プロセス」に加盟した。しかし、ダイヤ取引の正式なライセンスを得るには、この国の平均年収の3倍近くを支払う必要があり、多くの人々が違法のまま取引しているのが実情だ。一方、闇の採掘場で働く人も後を絶たない。ある男性は家族を養うため、ダイヤを含んだ泥を汲みだす作業を1日9時間行う。20年間で得たダイヤの数は15個。キンバリー・プロセスの名前すら聞いたことがないという。

密売人に扮した取材陣は、ダイヤをいとも簡単に隣国のギニアへ持ち出すことに成功。

コンゴ、そしてニューヨークへと、密売ルートをたどる。番組は、西側諸国が“紛争ダイヤ”を買い続ける限り、アフリカから紛争はなくならないという事実を告発する。

  • 原題:Blood on the Stone
  • 制作:Insight News TV (イギリス 2006年)
NHKオンデマンド
担当者メモ

この番組の制作者のソリウス・サムラ氏は、シエラレオネ出身のドキュメンタリスト。アフリカの社会問題をテーマに、自らの体当たりルポを持ち味とした作品を撮り続けている。4月に封切られたレオナルド・デカプリオ主演の映画「ブラッド・ダイヤモンド」は、まさに1990年代のシエラレオネを舞台に、不法なダイヤ取引が引き起こす悲劇を描いた作品だが、サムラ氏はこの映画にもコンサルタント的な役割で関わっている。

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