エチオピア コーヒー生産国の悲劇 (再)
- 2007年1月16日 火曜 午後9:10〜10:00
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07年1月30日 火曜 午前10:10〜11:00
07年6月19日 火曜深夜[水曜午前 0:10〜1:00]




世界60カ国以上、アフリカや中南米などの熱帯雨林で生産されているコーヒー豆。その総取引額は年間800億ドルと石油に次ぐ市場規模で、途上国にとっては重要な産業となっている。ところが1990年代から国際相場の下落が始まり、2000年初頭には史上最安値を更新するなど、生産農家は破壊的な打撃を受けている。
先進国の消費者が、1杯のコーヒーに数ドルを支払っても、途上国の生産者はそのわずか100分の1の利益しか得ていない。コーヒー豆の価格が穀物メジャーや多国籍の巨大焙煎加工業者によって支配され、先物取引など投機の対象となり投資家を潤す一方で、利益が末端の生産者までまったく届いていないためだ。先進各国でコーヒーチェーン店が売り上げを伸ばせば伸ばすほど、その恩恵に浴するはずの生産農家がさらに困窮を極めるというグローバリズムの歪みがそこにある。
アフリカ第一のコーヒー生産国、エチオピアでは、コーヒー豆価格の暴落で、7万件以上の農家が破産に追い込まれ、ジリ貧の生活を強いられている。番組では、不公正な取引を断ち切ろうと立ち上がった地元の生産者組合の代表に密着し、世界の4大コーヒー企業やその中間業者による利益搾取の実態と、生産者の直面する厳しい現実を描く。
- 原題:Black Gold
- 制作:Fulcrum Productions (イギリス 2005年)