アマゾン 大豆が先住民を追いつめる (再)
- 2007年1月15日 月曜 午後9:10〜10:00
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07年1月29日 月曜 午前10:10〜11:00
07年6月18日 月曜深夜[火曜午前 0:10〜1:00]




アメリカで世界第2位の大豆生産国に転じているブラジル。大豆畑に変わろうとしているのが熱帯雨林のアマゾンだ。資本主義の論理の中で、アマゾンに暮らす先住民は土地を追われ、さらに、熱帯雨林が大豆畑になることで周辺地域の降水量が激減するために環境にも異変が起きることを番組は指摘する。
国際的に増大する一方の大豆需要に応える形でアマゾンの熱帯雨林が今、大豆畑に変わろうとしている。今回、フランスが制作したこの番組は、アマゾンの熱帯雨林で繰り広げられている地元先住民と大豆農家との対立の現場をとらえ、熱帯雨林が大豆畑に変わることで温暖化にどのような影響があるかを掘り下げている。
アマゾン北部のマット・グロッソ州で、違法な伐採を行おうとする大豆農家と先住民との間に殺傷事件まで発生している対立の構図。その背景にあるのは、米・穀物メジャーのカーギル社がアマゾン川の港に大豆用の巨大倉庫を設置、大豆輸出に乗り出していること。貧しさのあまり、土地を大豆農家に売り渡すことで、先住民の生活がさらに困窮している現状を描く。さらに、複数の気象学者が熱帯雨林が大豆畑に変わることの影響について警告する。森林が失われることにより、南米全体の降水量が減り、砂漠化が進むという。先進国の大豆需要に応えようとする結果、ブラジル国内での貧富の差が進み、環境にも大きな影響をあたえていることが改めて浮かび上がる。
- 原題:Amasoya
- 制作:Free Studio (フランス 2005年)
フランス制作のこの作品の魅力は、5分付近「先住民が抗議のために釣り客を拘束した」というコメントと10分付近アマゾン沿岸にそびえ立つカーギル社の巨大倉庫に尽きます。また、熱帯雨林が大豆畑に変わることでどのくらい地球規模の環境に影響を与えてしまうのかを訴えています。