3月に入って、各地で卒業式に向けて準備が始まっていますね。
橋本市では、この春、卒業する小学6年生が、先生や在校生への送別のメロディーを奏でるために、地元ならではの素材の楽器を使って練習をしています。その楽器は、地元の竹で作った「竹太鼓」。 |
製作と指導をしているのは、武川孝夫(たけかわ・たかお)さん(64歳)。
武川さんは5年前から楽器の制作をしてきました。地元の竹で作った手作りの太鼓で竹の魅力を伝えたいという思いと、6年間過ごした学び舎へ感謝の気持ちを奏でたいという思いがいっしょになって、竹太鼓の音を奏でています。
リポートでは、練習に励んでいる小学校を訪ね、子どもたちの生き生きとした表情をお伝えしました。 |
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橋本市隅田町に降り立ったら雪が降ってきました!撮影の日はとても寒かったんですよー。
ところが隅田小学校に行くとこんな男子が・・・。
寒くないの?!
(なんてさわやかな笑顔・・・。) |
閑話休題。
竹太鼓はこのように一列に並んで、上からバチでたたいて音を出すものです。
一人が一節を担当します。
みんな軽々、かつ真剣に、太鼓をたたいています。 |
そしてバチには思い思いの言葉が記されています。
みんなの思いが込められた言葉・・だからこそ、このバチでたたく竹太鼓も「世界で一つだけの」音が出るのでしょうね。 |
みんなの竹太鼓を作った武川孝夫さん。
竹は、根元の方が節の間が短く、上にいくほど節の間は長くなっています。
そして竹は細ければ細いほど、竹の節は短ければ短いほど高い音が出ます。 |

つまり、たとえ同じ竹をたたいていても、隣の人と違う音が出るということです。
さらに、竹に開けられた穴と切り込みが音を出す重要なポイントです。
この2つによって音が響く仕組みになっているそうです。
この切り込みの幅が広ければ広いほど高い音が出ます。
武川さんは、これまで地元の竹を活かした楽器作りを行ってきました。
「自分で一から作ったものは大切にするでしょう。そこが手作りの味だと思う。」印象に残った言葉です。
料理と同じかなと思いました。下手でもいいから一生懸命作ったものの方が、作り手の思い、心を感じて嬉しくなったりしませんか? |
武川さんは子どもたちに竹太鼓の演奏の指導もしています。
曲は「祇園囃子(ぎおんばやし)」。本番までだいぶ時間がありますが、「8割がた完成に近い」と子どもたちの奮闘ぶりに武川さんも好評価です。 |
それもそのはず。
子どもたちは今回のような全体練習の他に、毎朝、それぞれの学級の朝の会で、コツコツ努力を重ねてきました。
今月下旬には、武川さんに教えてもらったことをもとに授業参観でオリジナル曲を披露する予定だそうですよ。 |
それにしても、みんなお囃子のリズムをとるのが上手。6年生担任の西岡和先生がおっしゃるには、
「隅田小学校の近くの神社で毎年秋祭りが行われていて、子どもたちは小さいころからお囃子に親しんできたから、そのリズム感覚が自然と身についたのではないでしょうか。」 |
地元の竹を使った楽器で演奏する送別会。子どもたちにとってきっと忘れられない、大切な思い出になることでしょう。
3月6日が送別会の本番です。
みんながんばってね! |
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