NHK和歌山 守るプロジェクト

NHK Let’s Study BOSAI

NHK Let's Study BOSAI

11月20日(日)、和歌山市の和歌山ビッグ愛で、「NHK Let’s Study BOSAI」を開催しました。
このイベントは、和歌山県内に住む外国人のみなさんに、台風や地震などの災害から身を守る方法を学んでもらおうと、NHK和歌山放送局と、和歌山県国際交流センター、和歌山市が共同開催しました。

  

参加は、中国やタイ、オーストラリアなど11の国や地域から45人が集まり学習しました。

    

まず、NHK和歌山放送局と和歌山県国際交流センターが共同で作成した防災ガイド(やさしい日本語版・中国語版・英語版)を用い、防災に関する大切なポイントを紹介した後、和歌山地方気象台のみなさんから、台風・地震の仕組みや注意点をていねいに解説。
NHKからも、緊急地震速報やL字放送で流れる警報や避難準備情報などの説明をしました。
また、参加者にラジオを用意し、ラジオを使った情報入手の方法や、その時にどういった情報が流れるかを解説しました。

  

和歌山市消防局のみなさんによる救急救命の基礎講座では、心臓マッサージや人工呼吸、AEDの使い方を学んでいただきました。
また、日本防災士会和歌山県支部のみなさんは、街の避難誘導看板の意味を解説。
さらに、避難所生活を体験できるセットを用意していただき、多くの人たちが共同生活をする避難所のルールについても説明しました。

  

今回は、和歌山大学にもご協力いただき、「VR(ぶいあーる)=バーチャルリアリティー」の技術を使ったゴーグル型の機器で地震を仮想体験できるコーナーを設けると、「まるで本当に地震が起きたみたいだ」と驚きの声が聞こえました。

その他の参加者からは、「日本は台風や地震が多いと聞いていたが、しっかり勉強する機会がなかった。家に帰って、災害の時のための準備をしたい」
「災害時に何をすればいいか、どこへ行けばいいかわかった。とても勉強になった」などの感想が寄せられました。

NHK和歌山放送局では、巨大地震や大型台風などでの犠牲者ゼロを目指した「守る」プロジェクトの一環として、今後も防災に関する取り組みを進めてまいります。

  

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