和歌山市 前編(和歌山市駅) 旅人:Shino 2015年7月6日(月)放送

今回は、再開発で注目を集める、和歌山市駅を出発しましたヾ(@^▽^@)ノ

駅のすぐそばに商店街があります。

でもシャッターが閉まっているお店が多く、少し寂しく感じました。

歩いていて、あちらこちらに「もも」と書かれた、のぼりに目を引かれました。

そして店頭には、おいしそうで立派な桃が並んでいました(^-^)

桃の季節ですもんね、お中元に送ると喜ばれそうです。

お店の中にはいろんな果物がたくさん並んでいました。

お母さんにお話を伺いました。

このお店は14~15年前からここで営業しているんだとか。その理由は、元々お店を出していた丸正百貨店が閉店したからとのこと。

昔はこの辺りもたくさんのお店が営業していたそうですが、今はシャッター通りになってしまったと言います。

10年ほど前までは、金物屋さんやお花屋さん、お弁当屋さんもあったそうですが、特に今日は雨で、さらに人通りが少ないらしい。

近くのタバコ屋さんに詳しいことを知っているおばあちゃんがいるとのことで、訪ねることにしました(^-^)

お店にはおばあちゃんとお父さんがいらっしゃいました。

タバコ屋さんと聞いてきたのですが、店中には炭のような物も…

こちらのお店は昔から燃料や結納品を販売してきた店だそうで、炭を扱う店としては和歌山でも一番古くなってしまったんだとか。おばあちゃんに伺うと、戦前は今のような建物ではなく、木造で日本建築だったそうです。

これは明治36年に開業した初代駅舎で昭和4年の映像です。
近くには、タンス屋さんや、公設市場などもあったそうで、お父さんいわく「南海の鉄橋も百年たってるから、市駅もそのころからあったとのこと。」

しかし、この駅舎も昭和20年7月9日の和歌山大空襲で焼失。戦後は、バラックの仮駅舎で営業していたそうです。

空襲で市内の7割近くが焼失し、丸正百貨店で働いていたおばあちゃんのご親戚もこの空襲で亡くなられたそうです。
こちらは、昭和30年に建てられた2代目駅舎です。

※昭和31年:吉方富太郎さん撮影

和歌山市駅まで市電が走っていて、昭和40年代半ばまでは、たくさんの人で賑わっていたんだとか。

※昭和31年:吉方富太郎さん撮影

こちらが、昭和48年に建てられた今の駅舎です。

何度も建て替わってきた駅舎とともに、町も大きく変わってきたんですね。 「和歌山市駅周辺、どうなっていって欲しいですか?」とおばあちゃんに聞きました。

「何もないところからこれだけ繁栄してきたんやから、何とかなるんちゃう?」と。

おばあちゃん心強いです、怖いものなしσ(^◇^;)

午後のひととき、市堀川周辺を歩きました。

ビルやマンションが建ち並ぶ、見慣れた景色ではあったのですが、ふと新しいものを発見。

あんな所にお地蔵さんがあったんですね。

こちらのお地蔵さんは、「中橋地蔵尊」といって、和歌山大空襲で亡くなった人たちの霊を弔うためのお地蔵さんらしいのですが…

誰か詳しい人がいれば、と思い・・・

近くの喫茶店に入ってみることにしました。

聞くと、あのお地蔵さんは、マスターのおじいちゃんたちが作ったそう…

マスターは小学校3年生の時空襲に遭ったということ。妻の毛利代さんが「案内してあげたら」 ということで、当時のことを伺うことにしました。

米軍の空襲により、辺りの家々が燃え、その熱気で川に逃げ込んだそうです。

また、焼夷弾による油が川に浮き、水面が燃えていたと言います。

西に見える城北橋の近くに、多くの人が亡くなった土管があると言います。

市堀川沿いを案内していただきました。

この川は昔、和歌山城のお堀として使われていたそうで、お地蔵さんのある中橋から城北橋の方へと歩いて行きました。

土管の直径は1.5メートルほど。

9日の深夜から翌10日の早朝にかけて潮が満ちていく時間帯でした。焼夷弾と猛火を避けるため、多くの人が土管の中に避難したのですが、その間海水が押し寄せ、土管の奥に避難していた人が出られなくなり、17人が亡くなったんだそうです。

この大空襲で、マスターも3人の姉と弟を亡くされたそうです。 「戦争というものは、本当に憎い。僕だけと違って、ほかの国の多くの人たちもそう思っていると思う」と。

本当は、その時の恐ろしい出来事を思い出したくない、と話してくれました。

今は、ただ健康でいてさせてください、ということをお願いしているそうです。

マスター、番組の取材にご協力いただき、ありがとうございました。

7月9日から10日にかけて、1100人以上が犠牲になった和歌山大空襲。

今は空襲があったことが感じられないような町並みですが、70年前この辺りで多くの人たちが亡くなられたことを忘れないようにしたいと思いました。

ロケでは貴重なお話をいただき、たくさんの出会いに恵まれましたので、7月27日(月)の放送は「和歌山市駅」の旅、後編としてお送りします。次回もお楽しみに(^-^)

※クリックするとNHKサイトを離れます

ページトップへ

これまでのわびたび

麻生津小学校(紀の川市)
旅人:わんだーらんど
1月16日(月)放送
野上八幡宮(紀美野町)
旅人:Shino
12月26日(月)放送
かえる大橋(印南町)
旅人:わんだーらんど
12月19日(月)放送
秋津野ガルテン(田辺市)
旅人:Shino
12月12日(月)放送

旅人

わんだーらんど

わんだーらんど

和歌山住みます芸人として、県内のメディアやイベントで活動中。

2人とも和歌山生まれの和歌山育ち。
谷坂俊輔(右)は紀美野町出身、東岸誠(左)は美浜町出身。

県立向陽高校で、同級生だったことがきっかけでコンビを結成する。
和歌山県を、明るく楽しく元気に盛り上げるため奮闘中!

【コメント】

187cmのダテメガネです(谷坂)
ギャグや漫才、モノマネよりも釣りが得意です!(東岸)

Shino

Shino

和歌山をこよなく愛し、歌い続けるポップロックバンド「Shino+」のボーカルとして活動中

生まれも育ちも和歌山県印南町…かえるの国

明るい性格で、おばあちゃんおじいちゃん好き

時には、子どもの歌のお姉さんとして愛され、アニソンや童謡なども歌っています。

【コメント】

情熱の薔薇の色、赤が好きです
Shinoを町で見かけたら気軽に声をかけてくださいね