御幸辻駅(橋本市)旅人:Shino 2014年12月22日(月)放送

今回は、寒風の中、橋本市の御幸辻駅を出発しましたヾ(@^▽^@)ノ

御幸辻駅

駅のすぐ近くに、派手なシャッターを発見。

派手なシャッターを発見

「何だろう、何かのマークなのかな?」と不思議に思っていると、近くの美容院の方が話しかけてくれました。

「あそこほら、黒いシャッターの」

黒いシャッター

中には「だんじり」が入っていて、早速「御幸辻だんじり保存会」の人たちに見せてもらいました。

だんじり

初めてで近くで見ると、とても細かい彫刻が至るところに施されていて驚きました。

細かい彫刻

この辺りで秋祭りと言えばだんじりだそうで、橋本市内には40基あり、様々なだんじりの倉庫があるとのこと。

だんじりの倉庫
だんじりの倉庫

ちなみにこのだんじりは昭和初期のもので、ここから大阪方面への通勤者も多く、地域のつながりが深いこともあり、大阪の和泉市から譲り受け磨き上げたということです。

昭和初期に作られただんじり

だんじりにも中古とかあるんですねσ(^◇^;)

地区では、昔の担ぐだんじりでは担げる人数に制限があるため、たくさんの人で楽しめる「曳(ひ)く」だんじりの形にしたそうです。

だんじり
御幸辻駅から大阪方面に通勤する人も多い

新興住宅地で普段みんなの集まる機会も少ないそうですが、祭りになると若い人たちが帰ってきてとても盛り上がるそうです。

祭りになると盛り上がる

お祭りのときに来たかったなぁヾ(@°▽°@)ノ

新しい家の街並みを見ながら歩いていると…

「撮り鉄」のお父さんが、こんな寒い日でも電車来るのを待っているんだとか。

お父さんいわく「撮り鉄」

ここから見える高架、数十年前にはなかったんだと。

高架は数十年前にはなかった

北森さんは御幸辻の駅前にお住まいで、駅周辺の風景を50年以上撮り続けています。

1962年 御幸辻駅周辺

駅も昔は木造で、かわいらしい駅舎だったと写真を見せてもらいました。

なんだか、情緒があっていい雰囲気。

1980年 御幸辻駅

子どもの頃は、駅でかくれんぼをしたり広場で野球をしたそうです。

1988年 御幸辻駅

これは、ホームから見た駅舎。この頃は駅員さんが改札口で切符を一枚一枚切っていたとか。

御幸辻駅

昔ホームがあった場所へと案内してもらうと、今は自動改札で駅員さんは常駐していないそうです。

今の駅ができたのは20年前。

広い駅舎でエレベータも設置されています。

自動改札

もう一方の入り口を出ると、そこはかつて電車が走っていたところだそうです。

かつて電車が走っていたところ

それに、昔は高架の上を走っていたわけじゃなかったんですね(*^^)/

1980年 御幸辻駅

昔があるから、今がある…今は便利になっていいんだけど、昔は情緒があって、昔の良さもあるもんだな…ってこの写真から感じました。

御幸辻の町は、駅を中心に発展し変わり続けてきた、と話す北森さん。

1992年 御幸辻駅

北森さんの撮影は、何気ない日常の様子が多く、風景や町の暮らしぶりが変われば変わるほど味わい深くなる写真だなー、という気がしました。

1992年 御幸辻駅

「昔の面影が欲しいんです。なんとしてでも残したい」と話す北森さん。

北森さん

素敵な写真これからも撮り続けてください(゚∇^*)⌒☆

懐かしい風景が広がります

駅周辺には新しい住宅が多いものの、少し足を運ぶと懐かしい風景も広がります。

お母さんたちに出会いました

次に石垣のある家の前でお母さんたちと出会いました。

お地蔵さんにお花の水を替えていたそうで、お地蔵さんもこんなにピッカピッカ。

お地蔵さんもこんなにピッカピッカ

聞くと、この辺りにすごいおばあちゃんがいるんだとか。

おばあちゃん

そのおばあちゃんのお家で出会ったのは、笑顔がステキな土屋吉子さん、88歳。

「わいの仕事見てほしいんや!」と言うことで、連れて行ってもらったのがこの倉庫。

干し柿

干し柿を作っていたんですね。よく見ると、いろんな種類がありました。

青曾(アオソ)に小柿(オガキ)、百目柿(ヒャクメガキ)など、たくさんの種類の柿がありました。

土屋さんのオススメが、この入れ子柿(いれこがき)。

干し柿

見た目は普通ですが、割ってみると…

干し柿

なんと、中にもうひとつの柿?!

干し柿

中のゼリー状を触ると、ちゃんと皮みたいな触感がしました。

おばあちゃんいわく「柿の子どもじゃ」とのこと。

干し柿

「親子」共々、甘みが凝縮されてとてもおいしかったです。

ただ、味の違いまではわかりませんでした…

干し柿

この入れ子が実る柿の木は、おばあちゃんが生まれる前から庭にあったそうで、

柿の木

木を見ただけで「子ども」があるかどうかわかるんだそうです。

柿の木

「べっぴんさんやったら子ども入っちゃある」とのこと。

柿の木

さてさて、私は?と聞いてみると…

べっぴんさんやから、ええ子が産まれるで、と。

ええ子が産まれるで、と。

おばあちゃん、ありがとうヾ(@^▽^@)ノ

さらにおばあちゃん、豪勢にしている仕事がほかにもある、とのこと。

庭にある洞窟へ連れて行ってくれました。

防空ごう

この穴は、戦時中に逃げた「防空壕」らしいのです。

戦時中はここに逃げた

駅の近くで銃撃を受けたおばあちゃんの友だちも1人亡くなったのだとか。

防空ごう

その防空壕も、…今は…

防空ごう

漬物部屋として活用していて、中には黄色のオケが置かれていました。

「こんこや、大根漬けたらこんこって言う」

私の地元、切目のおばあちゃんもそう言ってましたよ(・。・)

漬物部屋に

防空壕あるのに使わないともったいないと言うおばあちゃん。

漬けたこんこを見せてもらいました。

漬物

20キロほどもありそうな石を平気でひょいっとさげるおばあちゃん。

ふたを開けると、大根の葉っぱと、つるし柿のむいた皮も入っていました。

漬物

自然と柿の甘みが大根にしみていくらしいのです。

漬物

漬けて2週間。まだちょっと早かったのですが、辛くてもいいか…?っていいながら、切ってくれました。

確かにまだ若かったのですが、辛くなくてしっかり甘みもありました。

あつあつご飯が恋しくなったぐらいです。

あつあつご飯が恋しくなったぐらいです

この防空壕に逃げた時は、こんこが主なおかずだったそうです。

防空ごうに逃げた戦時中はこんこが主なおかずだった

戦争も終わりいろんなごちそう食べてきた、けどおばあちゃんにとって一番のごちそうはこの「こんこ」らしいのです。

こんこ

おばあちゃん、大事なお話を聞かせてくれてありがとうございました(^-^)

おばあちゃん

そんなこんなで御幸辻駅の旅も無事終了。

今回もとてもあたたかい出会いがたくさんありました。

集合写真

町みんなで楽しむだんじり、町を愛し時代の流れを形に撮り続けるお父さん、町一番の笑顔でみんなを幸せな気持ちにしてくれるおばあちゃん。

とても寒い一日だったのですが、最後には心がホットになって帰って来ました。

ありがとうございましたヾ(@^▽^@)ノ

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旅人

わんだーらんど

わんだーらんど

和歌山住みます芸人として、県内のメディアやイベントで活動中。

2人とも和歌山生まれの和歌山育ち。
谷坂俊輔(右)は紀美野町出身、東岸誠(左)は美浜町出身。

県立向陽高校で、同級生だったことがきっかけでコンビを結成する。
和歌山県を、明るく楽しく元気に盛り上げるため奮闘中!

【コメント】

187cmのダテメガネです(谷坂)
ギャグや漫才、モノマネよりも釣りが得意です!(東岸)

Shino

Shino

和歌山をこよなく愛し、歌い続けるポップロックバンド「Shino+」のボーカルとして活動中

生まれも育ちも和歌山県印南町…かえるの国

明るい性格で、おばあちゃんおじいちゃん好き

時には、子どもの歌のお姉さんとして愛され、アニソンや童謡なども歌っています。

【コメント】

情熱の薔薇の色、赤が好きです
Shinoを町で見かけたら気軽に声をかけてくださいね